ワイヤレスバブルセンサ

TE ConnectivityのAD-101バブル検出器は超音波を使用したセンサです。センサに通したチューブ内の液体の有無を検出します。

TE ConnectivityのAS-101エアバブル検出器(画像提供:TE Connectivity)

このセンサは簡単に使うことができ、リード線は1 – GND、2 – 出力、3 – セルフテスト、4 - 電源、の4本だけです。このセンサの出力部は3.3V TTLです(液体検出時Low、バブル検出時High)。

プロジェクトの背景

AD-101は主として医療用途向けですが、簡単に使えることを示すため、実用的なプロジェクトを発案したいと思いました。水位検出器は数千年前からあるシンプルな器具であり、AD-101センサの特長を強調し、視覚的表示用のリモートLEDレベルインジケータを提供する、すばらしいプロジェクトになると考えました。安価な水位検出器を改造して、センサを通るチューブを追加しました。このセンサは水を検出したときに状態が変化し、リモートレベルインジケータをトリガします。

ワイヤレスハードウェアは、AD-101の出力を監視し、リモートのLEDインジケータをトリガするため、このプロジェクト用に製作されました。このワイヤレスハードウェアは、Digi InternationalXB3-24Z8US-JモジュールのぺアをGroveセンサボードに実装して、Bud IndustriesPN-1323-CMB防水エンクロージャに収めています。XB3モジュールで動作するMicropythonスクリプトがワイヤレスリンクを確立する機能を実行し、センサの監視とリモートLEDのトリガを行います。プロジェクトの詳細は、eeWikiの記事「Wireless Water Level using the AD-101 Bubble Detector and XBee3(AD-101バブル検出器およびXBee3を使用したワイヤレス水位検出)」に文書化しています。

著者について

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Scott Raeker氏は、DigiKeyの主任アプリケーションエンジニアです。2006年以来、同社に在籍し、ワイヤレス分野でのお客様を支援を主な仕事としています。彼はエレクトロニクス業界で35年以上の経験を持ち、ミネソタ大学で電気工学の学位を取得しています。余暇には、歴史的な農家の修復を楽しんでいます。

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