第4世代SiC(シリコンカーバイド)MOSFET

ROHMのSCT MOSFETは、優れたブレークダウン電圧を特長とし、高い電圧に耐えられるため、システムの小型化が可能

「ROHMの第4世代SiC(シリコンカーバイド)SCT MOSFET」の画像ROHMの第4世代SCT4xxxシリーズ MOSFETは、要求の厳しいアプリケーションで比類のない効率と性能を発揮するよう設計された、画期的なシリコンカーバイド(SiC)パワーデバイスです。SiCテクノロジー固有の利点を活用したこれらのMOSFETは、従来のシリコンMOSFETと比べて大きな利点を提供します。優れたブレークダウン電圧を特長とし、より高い電圧に耐えられるため、コンパクトなシステム設計を可能にします。超低オン抵抗(RDS(ON))により導通損失を低減し、エネルギー効率を向上させるとともに、高速スイッチングによりスイッチング周波数を高速化し、スイッチング損失を最小限に抑えます。これらのMOSFETは優れた熱性能を備えており、高温で動作するため、システムの信頼性が向上します。

特長
  • ブレークダウン電圧範囲:650V~1700V
  • ドレイン電流範囲:3.7A~70A
  • 低RDS(ON)
  • 高速スイッチング
  • 優れた熱伝導性
  • TO-247パッケージ
  • RoHS対応
応用
  • スイッチモード電源
  • ソーラインバータ
  • 無停電電源(UPS)
  • 電気自動車(EV)用充電器
  • インダクションヒーティング機器
  • モータドライブ
  • 電車
  • 風力パワーコンバータ
  • データセンター電源
  • 産業用オートメーション機器
  • 溶接装置
  • 充電器
  • 高性能オーディオアンプ
  • 航空機の電源システム
刊行: 2024-03-19