新製品紹介 - GrayhillのタッチエンコーダとNeonodeのタッチセンサ

長年にわたり、DigiKeyは回路基板レベルの部品(回路基板に直接はんだ付けされるもの)を提供する企業の代名詞となっています。しかし、DigiKeyをご愛用いただいているお客様は、長年にわたって当社の製品がそれをはるかに超えて拡大し、ありとあらゆる電子関連アプリケーションに真に適合する製品となっていることをご存じでしょう。

DigiKeyは、産業用オートメーション市場が拡大を続けるこの状況を、業界をリードするサプライヤの最先端の製品をお客様に提供する絶好の機会であると捉えています。今日ご紹介する内容は、貴社のシステムを飛躍的に向上させ、技術的なリードを確保するために役立ちます。

最初にご紹介するのは、Grayhill, Inc.が提供するソフトウェア開発キット(SDK)です。Touch Encoder SDKは、タッチスクリーンディスプレイ用のエンコーダとプログラマがセットになった開発プラットフォームです。電源を投入し、GIIB(Grayhill Instinct Interface Builder)アプリを介してiPadに接続することで、特定のアプリケーション用にエンコーダを簡単にプログラムできます。

従来のスイッチと比較したこのエンコーダのメリット

Grayhillのタッチエンコーダは、使いやすい単一のインターフェースを備え、スイッチ、キーパッド、押ボタン、ディスプレイなどの多くのユーザー入力デバイスを置き換えることができます。特定のニーズに合わせてプログラムとカスタマイズが可能であるため、何百ものカスタムスクリーンを保存したり、写真を組み込んだり、さまざまなジェスチャ(タップ、スワイプ、ターン)を利用したりすることができ、すべての入力デバイスを1つの洗練されたデバイスに統合します。

2つ目に紹介するのは、DigiKeyにとって比較的新しいサプライヤであるNeonodeの商品です。Neonodeは、zForce AIRタッチセンサという非常にユニークなタッチセンシングデバイスを提供しています。zForce AIRタッチセンサは、多数のエミッタとレシーバで構成された赤外線センシング機能を使用しています。この組み合わせにより形成されるアクティブエリアが、物体が存在する場合に、エミッタとレシーバ間のチャンネルに影響を与え、重心計算の結果に基づいて座標を中継します。

zForce AIRタッチセンサが優れているのは、どんな表面でもタッチ対応の表面にできることです。さらに、この製品は、表面だけではなく空中でのタッチセンシングを可能にするとともに、さまざまな長さ(異なるサイズの表面やエリアに対応)と、2つの統合オプション(水平または垂直)を取り揃えています。

閲覧いただきありがとうございました!

著者について

Image of Randy Restle

Randall Restleは、電子部品業界で40年以上の経験があります。 DigiKeyのアプリケーションエンジニアリング担当副社長を務め、現在はセミリタイアしています。彼の経験には、熟練したアプリケーションエンジニア、技術者、管理職のチームを率い、独自の先端技術製品開発の指揮が含まれています。

個人的には、デジタル信号処理、プログラマブルロジックの実装、モーションコントロールの改善、ソフトウェア設計などを追求しています。 複数の業界の特許を保有し、IEEEのシニアメンバーでもあります。 Randallは、シンシナティ大学でBSEE、MS、MBAの学位を取得しています。

More posts by Randall Restle(ランドール・レッスル)
 TechForum

Have questions or comments? Continue the conversation on TechForum, Digi-Key's online community and technical resource.

Visit TechForum