新製品発見 - TalonのMangOH RedとSolidRunのCuBox-i
DigiKeyでは、必要な製品を適宜確実に入手していただきたいと考えています。ベテランのエンジニアの方も、ご自宅での個人的な開発をお考えの方も、ご購入前に製品をよくご理解いただき、用途に最適な製品を選定していただきたいと思います。今日ご紹介するのは、先進的な開発を目的とした製品と、エレクトロニクスに限らない様々な分野のバックグラウンドを持つ方にご利用いただける製品です。
最初にご紹介する製品は、Talon Communicationsが卸しているMangOH Red セルラー開発プラットフォームです。MangOH Redは、オープンソースのハードウェアプラットフォームであり、出資者はSierra Wirelessです。Sierra Wirelessは、IoT業界において主にセルラーモデム製品で知られています。このMangOH Redはソケットであり、お客様の用途に応じて様々なSierra Wirelessモジュールを交換するのに使用することができます。また、そのボードの裏面には、セルラーネットワークへの接続を可能にするSIMカードホルダを搭載しています。さらに、ボード上には、Sierra Wirelessが開発した他のボードや、(オープンソースのプラットフォームであるため)お客様がアプリケーション用に開発したボードを接続するためのセクションがあります。総じて、MangOH Redは、次世代の「モノのインターネット」の大型製品を開発するための素晴らしいツールです。MangOH Red 開発プラットフォームの詳細については、当社アプリケーションエンジニアリング部のカーティスが書いた記事をご覧ください。
シングルボードコンピュータ(SBC)は、ここ数年で一気に普及しました。Raspberry PiやArduinoのような製品は、エレクトロニクスの設計者やメイカーだけでなく、エレクトロニクスに関する種々のバックグラウンドを持つ人たちが利用するケースが増えています。シングルボードコンピュータ(SBC)の進歩に伴い、SolidRunなどのサプライヤが、従来のSBCを高度化したバージョンを開発しました。現在では、完成品パッケージに1~4個のコアプロセッサが搭載されています。Solid RunのCuBox-iは、この製品の方向性を示す完璧な例です。CuBox-iは、1辺が2インチの立方体に収納されており、Ethernet、USB、microUSB、eSATA、HDMI、MicroSD、光オーディオなどの接続端子を備えています。CuBox-iシリーズは、小さな箱に収納されて低価格でありながらも、大きなパンチを秘めたシングルボードコンピュータなのです。CuBox-iの起動方法の詳細については、ブログ記事「SolidRunのCuBox-i - クイックスタートガイド」をご覧ください。
ご視聴、ご精読いただきありがとうございました!
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