新製品発見 - MicrochipのSAMA5D27システムオンモジュールとMPLAB PICkit 4

今日の新製品発見は、Microchip Technologyならではの製品です。Microchipは、マイクロコントローラの会社としてよく知られています。本日紹介する製品は、PICやdsPIC製品を使用して、コスト効率の良い開発方法を提供する長い歴史を継続することにより、時代を先取りしています。

手元にある最初の製品は、SAMA5D27システムオンモジュール(SoM)です。SoMとは基本的には、1つのチップ上に1つのコンピュータシステムが全部搭載されている代物です。このコンピュータシステムを制御する原動力ですが、モジュールの頭脳は、32ビットARM Cortex-A5プロセッサです。そして、500MHzで動作する1ギガビットのDDR2 SDRAMがこれをサポートします。さらにこのSoMには、無料のLinux配布やベアメタルなCのサンプルプログラムが付いてきます。

SAMA5D27を使用すると、SoMをボードにはんだ付けするだけで、設計内に完全なコンピュータシステムを組み込み、最終製品を簡素化できます。取り組んでいるアプリケーションが何であれ、みなさんの設計は、これによってMicrochipのエキスパートによる回路設計の恩恵を受けます。

DigiKeyでは、SAMA5D27モジュール用の開発ボード(品番:ATSAMA5D27-SOM-EK1)を扱っています。このボードには、MikroElekronikaの各種センサモジュールを評価するためのEthernet、SDメモリカード、そしてClick Board mikroBUSの統合モジュールが組み込まれています。

また、Microchipでは、PICkitシリーズの最新版でもインサーキット開発のコスト引き下げを継続しています。MPLAB PICkit 4は、MicrochipのPIC、dsPIC、そして暗号化デバイスのインサーキットデバッグとプログラミングをサポートしています。PICkit 4は以前のバージョンよりも速くプログラムできるだけでなく、2線式JTAGやICSPを使用するシステムとの下位互換性を保ちながら、4線式JTAGおよびストリーミングデータゲートウェイ付きシリアルワイヤデバッグなどの高度なインターフェースをサポートしています。PICkit 4を使用すると、コードやプログラムを実質的にどこにでも移植できます。

新製品発見のこのエピソードで紹介した製品は、すべてDigiKeyに在庫があるため、今すぐ入手できます。ご視聴いただき、ありがとうございました!

著者について

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Randall Restleは、電子部品業界で40年以上の経験があります。 DigiKeyのアプリケーションエンジニアリング担当副社長を務め、現在はセミリタイアしています。彼の経験には、熟練したアプリケーションエンジニア、技術者、管理職のチームを率い、独自の先端技術製品開発の指揮が含まれています。

個人的には、デジタル信号処理、プログラマブルロジックの実装、モーションコントロールの改善、ソフトウェア設計などを追求しています。 複数の業界の特許を保有し、IEEEのシニアメンバーでもあります。 Randallは、シンシナティ大学でBSEE、MS、MBAの学位を取得しています。

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