MicrochipのMPLAB® X IDEがAVRのベータサポートを開始

Atmelの買収に続き、Microchipは同社が無償提供する基幹製品MPLAB X IDE(統合開発環境)で、AVRの段階的な開発サポートを始めました。

(画像提供:Microchip)

注目すべきは、Atmel StudioがWindows環境限定であるのに対して、今回の追加により、正式サポートメーカーのIDEがMac、Linux、Windowsユーザーに公開されるようになった点です。

選りすぐりのよく知られた部品がIDEに追加されました。またこのIDEは、現行IDEに組み込まれていない部品のサポートをリクエストする機能を備えています。

Arm®ベースのSAMデバイスがいつサポートされるかは、まだわかりません。ただし、以前のバージョンのMPLAB Xをインストールすると、Arm® GNUおよびAVR GNUコンパイラがインストールされていることが示されます。これは、今後のサポートを示唆するものと言えます。

もう1つ、Microchipの新たにリリースされた低価格のPICkit™ 4インサーキットプログラミング&デバッグ開発ツールは、現在、AVRのベータサポートを提供しています。

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Kristof Berg氏は技術コンテンツ開発者で、2010年からDigiKeyの一員です。彼はアノーカテクニカル大学で電子工学技術応用科学の学位を取得しています。8ビットマイクロコントローラとRFプロジェクトを専門とし、余暇には電子ベースのさまざまなタイプの音楽装置を作成しています。

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