DK IoT Studio

DigiKeyは、シンプルで使いやすい設計ツールで開発者をサポートすることが重要だと考えています。当社は、オンラインダイアグラム作成、アナログ/パワーシミュレーション、完全なPCB回路図のキャプチャおよびレイアウト機能向けに、数多くのツールを用意しています。私たちは、これらのツールで経験したメリットの一部をモノのインターネット(IoT)の分野にも導入したいと考えました。
DK IoT Studio™は、IoTの開発者やソリューションプロバイダに「徹底したシンプルさ」を提供することを目的とした統合開発環境(IDE)です。この製品は、直感的なユーザーインターフェースとドラッグアンドドロップ機能を備えています。センサやプロセッサなどのライブラリ要素をドラッグして、設計パネルにドロップするだけです。これらの要素を接続することで、データの収集を開始し、収集したデータをモバイルデバイスやクラウドに送信することができます。
これらはすべて、専門的なプログラミングスキルを必要とせずに実行できます。DK IoT Studio™は、組み込みコード(ファームウェア)だけでなく、Webアプリケーションやモバイルアプリケーションのコードも生成します。ハードウェア開発者にとって、このようなコードを一切書かずに、アイデアから試作に数分で仕上げることができるのは非常に有益なことです。このツールは、SDK、API、ドライバの複雑性を覆い隠します。手間がかかる作業をすべてツールに任せることで、ソフトウェア開発者でも、迅速に微調整された生成コードが得られるというメリットがあります。

DK IoT Studio™のような設計ツールを提供する目的は、IoTソリューションの作成から現場展開まで、シームレスな道筋をつけることです。このツールは、デバイス、データ、ユーザーをモニタして管理する中央コンソールとして使用することもできます。デバイス管理サービスも充実しています。また、サードパーティアプリケーション、データウェアハウス、またはクラウドプラットフォームにデータを統合することもできます。

DK IoT Studio™の初期リリースには、EspressifのESP32とNXPのRapid IoT Kitが含まれます。ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、ESP32は、Wi-FiとBluetoothを内蔵した低コスト、低電力のシステムオンチップマイクロコントローラです。Rapid IoT Kitは、ジャイロスコープ、加速度計、地磁気センサ、気圧計、温度/空気質/周囲光センサなどの複数のセンサを統合した、包括的かつ安全で、電力が最適化されたIoTエンドノードソリューションです。これらがすべて、静電容量式タッチディスプレイを備えた、青とグレーの小型ケースに収められています。今後数か月のうちに、サプライヤパートナーから提供される他のセンサ、プロセッサ、コネクティビティモジュールを追加する予定です。
DK IoT Studio™を使用することで、IoT設計をこれまで以上に迅速かつ簡単に実現することができます。このツールは、DigiKeyが誇る世界屈指のエレクトロニクス部品在庫にアクセスできる独自の利点も兼ね備えています。当社は、お客様の設計を一段高いレベルへと導くため最も強力なEDAツールポートフォリオを提供することに力を注いでいます。www.digikey.com/iot-studioにアクセスして、IoTソリューションの作成がいかに簡単かをご覧ください。
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