Arduino、UNO Qを発売

エンジニアの皆様、学生の皆様、そして電子工作愛好家の皆様、朗報です。 Arduinoは、Linux Debian対応マイクロプロセッサとリアルタイムSTM32U585マイクロコントローラを組み合わせたシングルボードコンピュータ、次世代UNO Qを発売しました。この手頃な価格のSBCにより、リアルタイム制御を要する高速ブリッジコンピューティングが可能となり、エッジAI開発を実現します。

Arduino UNO Q。（画像提供：DigiKey）

本ボードは、センサやUNOシールドとの連携を最適化して設計されており、Modulinoなどの製品は搭載されたQWIICコネクタで容易に接続可能です。UNOフォームファクタ標準のボックスヘッダにより3.3Vシールドも引き続き使用でき、さらに基板裏面の高速ヘッダによりArduinoキャリアとの互換性も確保されています。

UNO QはPC接続モードとスタンドアロンモードの2つの動作モードで利用可能です。PC接続モードは、USB-Cコネクタを介してUNO QをPCに接続する従来の方法です。スタンドアロンモードでは、キャリアボードまたはUSB-Cドックを介してモニタ、キーボード、マウスを接続するだけで、ArduinoのApp LabをUNO Q上で直接実行できます。

Arduino App Labは、Arduinoスケッチ、Pythonスクリプト、AIモデルを単一のインターフェースで統合したオールインワンの無料開発環境です。あらかじめ用意されたサンプルにより、AI機能を数分で体験でき、サンプルコードを完全にカスタマイズ、変更する機能も備えています。AI App Labのサンプルには、顔検出、音声認識、画像分類、キーワード検出などがあります。

詳しくはhttps://www.digikey.jp/ja/product-highlight/a/arduino/uno-q-microcontroller-boardをご覧ください。