DAC38RF82デュアルチャネルPLLデジタル/アナログ(DAC)コンバータ

Texas InstrumentsのDAC38RF82デュアルチャネルDACは、JESD204Bインターフェース、オンチップPLLおよび広帯域補間を搭載

Texas InstrumentsのDAC38RF82デュアルチャネル、PLLデジタル/アナログコンバータの画像Texas InstrumentsのDAC38RF82は、最大3.33G SPSのデュアルチャンネル入力データレートまたは最大9 GSPSの8ビットシングルチャンネル動作が可能な高性能の広帯域RFサンプリングDACです。このデバイスは、最大8レーンの低電力JESD204Bインターフェース、および最大ビットレート12.5 Gbpsを備えています。

デュアルチャネル動作では、入力インターフェースは12ビットで最大3.33 GSPS、16ビット分解能で2.5 GSPSの補間なしデータレートが可能です。DAC38RF82は、2x〜24xの補間モードで複素ベースバンドトランスミッタとして使用すると、16ビット入力分解能で最大2 Ghzおよび12ビット入力分解能で2.66 GHzまでの広帯域信号を合成することができます。

8ビットモードでは、9 GSPSフルの最大DACサンプルレートでの入力が可能で、0 GHz〜4.5 GHzの広帯域信号を合成できます。

オプションの低ジッタPLL/VCOを使用すると、より低い周波数の基準クロックを使用可能にすることでDACクロック生成が簡略化されます。このDACは、TIのデバイス比較表で要約されている各種VCO周波数範囲をサポートしています。

特長
  • 14ビット分解能、マルチモード動作の9-GSPS DAC
    • 16ビット、デュアルチャネルデータモード
      • 最大入力レート:2.5 GSPS
      • 広帯域デジタルアップコンバータ
        • 補間:1、2、4、6、8、10、12、16、18、20、24x
    • 12ビット、デュアルチャネルデータモード
      • 最大入力レート:3.33 GSPS
      • 広帯域デジタルアップコンバータ
    • 8ビット、シングルチャネルデータモード
      • 最大入力レート:9 GSPS
  • JESD204Bインターフェース:
    • マルチチップ同期のサブクラス1
    • 最大レーンレート:12.5 Gbps
  • 差動出力
    • DCカップリングをサポート
    • RFフルスケール出力電力(2:1バラン):2.14 GHzで3 dBm
  • バイパス付き内部PLLおよびVCO
    • f C(VCO) = 5.9 Ghzまたは8.9 GHz
  • 電源:-1.8 V、1.0 V、および1.8 V
  • パッケージ:10mm×10mm BGA、0.8mmピッチ、144ボール
用途
  • 任意波形発生器
  • レーダおよび電子戦(EW)
  • 通信テスト機器
  • DOCSIS 3.0/3.1の直接RF合成
  • マイクロ波バックホール

DAC38RF82 Dual-Channel PLL Digital-to-Analog Converter

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刊行: 2018-08-23