CC3235S SimpleLink™ Wi-FiシングルチップワイヤレスMCUソリューション

Texas InstrumentsのCC3235xデュアルバンドワイヤレスマイクロコントローラ（MCU）デバイスには、CC3235SとC3235SFの2つのバリエーションがあります。CC3235Sは、256KBのRAM、IoTネットワーキングセキュリティ、デバイスID/キー、およびファイルシステム暗号化、ユーザーIP（MCUイメージ）暗号化、セキュアブート、デバッグセキュリティなどのMCUレベルのセキュリティ機能を提供します。CC3235SFは、256KBのRAMに加えて、ユーザー専用の1MBの実行可能フラッシュを統合することにより、CC3235S上に構築されています。

SimpleLink Wi-FiのCERTIFIED™ CC3235x MCUファミリは、シングルチップ内に2つのプロセッサを統合することにより、ユーザーの設計を簡素化できるデュアルバンド、ワイヤレスシステムオンチップ（SoC）ソリューションです。Arm® Cortex®-M4 MCUアプリケーションプロセッサは、ユーザー専用の256KBのRAMとオプションの1MBの実行可能フラッシュを提供します。ネットワークプロセッサは、Wi-Fiおよびインターネットの論理層を実行します。このROMベースのサブシステムはホストMCUの負荷を軽減し、802.11 a/b/g/nデュアルバンド2.4GHzおよび5GHzの無線、ベースバンド、および強力なハードウェア暗号化エンジンを備えたMACを搭載しています。

これらのMCUデバイスは、インターネットへの接続を簡素化する機能を提供します。これらの機能には、802.11a（5GHzサポート）、BLE/2.4GHz無線の共存、アンテナ選択、強化されたセキュリティ、同時セキュアソケット（最大16）、証明書署名要求（CSR）、オンライン証明書ステータスプロトコル（OCSP）、改善された高速スキャン、およびテンプレートパケット送信のオフロード用のホストレスモードが含まれます。

CC3235xデバイスは、SimpleLink MCUプラットフォームの一部です。この一般的で使いやすい開発環境は、シングルコアソフトウェア開発キット（SDK）に基づいており、豊富なツールセットとリファレンスデザインを備えています。E2E™コミュニティは、Wi-Fi、Bluetooth Low Energy、サブ1GHz、およびホストMCUをサポートしています。詳細については、www.ti.com/simplelinkまたはwww.ti.com/simplelinkwifiをご覧ください。