XENSIV™センサ - 世界をセンシング

InfineonのXENSIVセンサラインは、存在検出、気流測定、およびオーディオアプリケーション用のセンサソリューションを提供します。

XENSIV 24GHｚレーダICおよびSense2GoL Pulse

レーダは、照明、衛生、セキュリティ、およびモーションセンシングを必要とするその他のアプリケーションのモーション検出に広く使用されています。レーダは、光、温度、ほこりの影響を受けず、本質な動きを検出して、動きの速度と方向を測定するという点で、優れた動きセンサです。

他のセンサテクノロジとは対照的に、BGT24LTR11 XENSIV 24GHｚレーダチップは非常に高感度ですが、同時に高い堅牢性も備えています。また、金属以外の物体も貫通するため、さまざまな製品設計に適合して、開口部やレンズも必要なくなります。

Sense2GoL Pulseボードは、非常に低い消費電力での存在検出を可能にします。デモキットは、レーダフロントエンドボード（SHIELD_BGT24LTR11）およびマイクロコントローラボード（RADAR BB XMC4700）の2つのボードで構成されています。ベースボードは、バッテリ動作、電流測定、ストレージ用のSDカードリーダ、およびArduino互換のピンコネクタを可採用することで、柔軟性をさらに高めています。

XENSIV気圧センサDPS368およびShield2Go

DPS368は、デジタルの防水気圧センサです。50メートルの深さの水中に1時間浸した後でも、完全に機能します（IPx8認定）。特定のパッケージ設計は、ゲルで保護されたパッドとメンブレンで構成されており、センサの堅牢性を高め、水、ほこり、湿度などの外部環境から保護します。この圧力センサは、小型で低エネルギー消費に加えて、高感度と高精度（±2cm）を特長としています。XENSIV DPS368は、全温度範囲にわたって優れた温度安定性を示します。

XENSIV MEMSマイクとAudiohub Nano

Audiohub Nanoボードは、ユーザーがInfineonのデジタルPDM XENSIV MEMSマイクの評価を有効にしながら、可能な限り迅速かつ簡単に録音を開始できるように設計されています。外部サウンドカードとして機能します。ボードのマイクロUSBポートを介してPCに接続し、起動するだけです。フレックスPCB上のデジタルマイクをすばやく接続して、モノラルモードとステレオモードの両方で録音できます。マイクのFPCBを簡単に交換できるため、さまざまなPDMインターフェースマイクのパフォーマンスをすばやく比較できます。Audiohub Nanoには4つのXENSIV IM69D130デジタルマイクが付属しており、48kHzと24ビットの録音をサポートするオーディオ編集ソフトウェアで使用できます。

特長

• 5mW未満の消費電力、ターゲットとなる人物に対して18mの検出範囲で、動き、速度、および移動方向（接近または後退）を正確に測定
• ガラスや壁などの物体を貫通し、PIRと比較しても高い検出感度
• 柔軟性と堅牢性を備えた小さなフォームファクタ。環境に関係なく、あらゆるアプリケーションで使用可能
• 8ピンLGAの小型パッケージサイズ、2.0mm x 2.5mm x 1.1mm、1/4の低ノイズ
• 高精度±0.002hPa（または±0.02m）および精度±0.06hPa（または±0.5m）絶対精度：±1hPa（または±8m）動作範囲
• 圧力：300hPa～1,200hPa
• 温度：-40°C～+85°C
• IPx8認定（防水）および堅牢性
• クイックセットアップ。Audacityなど、24ビットおよび48kHzの録音をサポートする任意のオーディオ編集ソフトウェアでの動作保証
• 唯一の前提条件は、ラップトップとマイクロUSBケーブル。ボードとマイクはパッケージに付属
• 迅速なシステム診断が可能。MEMSマイクフレックスは簡単に交換可能で、システムでの迅速な評価が可能