SN74AXC1T45シングルビットデュアル電源バストランシーバ

Texas Instrumentsが提供する、設定可能な電圧変換とトライステート出力を備えたシングルビットデュアル電源バストランシーバ

Texas Instrumentsが提供するSN74AXC1T45シングルビットデュアル電源バストランシーバの画像Texas InstrumentsのSN74AXC1T45は、設定可能な2本の独立した電源レールを使用した1ビット非反転バストランシーバです。VCCA電源とVCCB電源はいずれも最小0.65Vで動作します。Aポートは、0.65V~3.6Vの電源電圧を受け入れるVCCAに追従し、Bポートは、0.65V~3.6Vの電源電圧を受け入れるVCCBに追従するように設計されています。

DIRピンは、信号伝搬の方向を決定します。DIRピンをHIGHに設定するとポートAからポートBへの変換になり、DIRピンをLOWに設定するとポートBからポートAへの変換になります。DIRピンはVCCAを基準とすることから、そのロジックHIGHとロジックLOWの閾値はVCCAに追従します。

これらのデバイスは、Ioff電流を使用する部分的パワーダウンアプリケーション用に完全に動作が規定されています。Ioff保護回路により、電源切断時に、指定の電圧にバイアスされた入力、出力、複合I/Oにおいて過剰電流が生じることはありません。

VCC絶縁機能により、VCCAとVCCBのどちらかが100mVを下回ると、両方の出力がディスエーブルされて、両方のI/Oポートがハイインピーダンス状態になります。

グリッチフリーの電源シーケンスにより、データグリッチ(ロジックLOWからロジックHIGHに瞬時に遷移する出力波形)を生じることなく、どちらの電源レールも任意の順番でオンまたはオフにすることができます。

特長
  • 0.65V~3.6Vで双方向電圧変換が可能
  • 動作温度:-40°C~+125°C
  • グリッチフリーの電源シーケンス
  • 最大静止電流(ICCA + ICCB):6µA(最大+85°C)および14µA(最大+125°C)
  • VCCAとVCCBの両方が1.65V以上のとき500Mbpsをサポート
  • Ioffにより、部分的パワーダウンモードでの動作をサポート

応用

  • エンタープライズおよび通信
  • 産業用
  • パーソナル電子機器
  • VCC絶縁機能
    • どちらかのVCC 入力が100mV未満の場合、全I/O出力はディスエーブルでハイインピーダンス状態
  • JESD 78、クラスIIによる100mAを超えるラッチアップ性能
  • ESD保護はJESD 22を超過
    • 8,000V、人体モデル
    • 1,000V、デバイス帯電モデル

SN74AXC1T45 Single-Bit Dual-Supply Bus Transceivers

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刊行: 2018-05-09