LM5155非同期昇圧コントローラ

Texas InstrumentsのLM5155デバイスは、ピーク電流モード制御を使用し、昇圧、SEPIC、およびフライバックの各トポロジで使用できる、広い入力範囲の非同期昇圧コントローラです。

LM5155デバイスは、BIASピンがV_CCピンに接続されている場合、最低2.97Vの1セルバッテリで起動できます。BIASピンが3.5V以上の場合、最低1.5Vの入力電源電圧で動作可能です。

内部V_CCレギュレータは最大45V（絶対最大50V）までのBIASピン動作もサポートします。スイッチング周波数は外付け抵抗器で、100kHz〜2.2MHzで動的にプログラム可能です。2.2MHzのスイッチングによってAM帯域干渉を最小限に抑え、小型のソリューションサイズと高速過渡応答を可能にします。

このデバイスは、1.5Aの標準MOSFETドライバと100mVの低電流制限しきい値を備えています。このデバイスは外部のV_CC電源の使用をサポートし、効率を改善します。低動作電流およびパルススキップ動作により、軽負荷時の効率が向上します。

このデバイスは、サイクルごとの電流制限、過電圧保護、ラインUVLO、およびサーマルシャットダウンなどの保護機能を内蔵しています。LM51551デバイスオプションには、ヒカップモード過負荷保護機能があります。コントローラには、低シャットダウンI_Q、プログラム可能ソフトスタート、プログラム可能スロープ補償、高精度リファレンス、PGOODインジケータ、および外部クロック同期が含まれます。