T9Aシリーズ リレー

TE ConnectivityのT9Aは単極リレーで、フォームA、フォームBまたはフォームC接点配置のいずれかを持ちます。 接点は、フォームA配置では30A定格、フォームB配置では15A定格で、フォームCの配置ではノーマリオープンで20A定格、ノーマリクローズで10A定格です。 T9Aシリーズは、1Wまたは900mW DCコイルの選択肢で提供されます。 どちらのコイルを持つモデルでも同じ基本接点定格を共有していますが、1Wのバージョンは、より高い耐衝撃および耐振動のために、より高い接点圧力を生成すると同時に、接点表面に形成された可能性がある膜をより良く突破することができます。

顧客の中には、プリント回路基板への電力負荷搭載を望まない顧客もいるため、T9Aは、PCターミナルに加えて、オプションのクイックコネクト端子付きで設計されています。 これをさらに1歩前進させたもう1つのバージョンでは、リレーのケースにマウントフランジを追加し、すべてのPCターミナルを取り除いてパネルマウントバージョンを作成しています。 T9Aは、オープンスタイルのリレーとして、または耐フラックス、耐洗浄または防塵ケース付きで提供されます。 新しい高耐久性バージョンは、抵抗性負荷の切り替え時に、より長い電気的寿命を達成し、T9Aリレーは高温アプリケーション向けに最大105°Cでの動作用温度定格を備えています。 T9AはUL認定済でかつCSA認証済であり、すべてのT9ファミリリレーの中で最も幅広く使用される製品です。

アプリケーションには、HVAC（暖房、換気、および空調）、家電製品、および産業用制御などがあります。