MIKROE-5636 H-Bridge 11 Clickボード™

MikroelektronikaのH-Bridge 11 Clickは、負荷全体にどちらか方向の電圧を印加することができる小型アドオンボードです。この基板は、Bosch Sensortecのオクタルシリアル制御ソレノイドとモータドライバ、MAX22200を搭載しています。MAX22200はSPI構成可能で、外部からV_INネジ端子に供給される動作電圧範囲は4.5V～36Vです。各チャンネルとも、低インピーダンスプッシュプル出力段を備え、1A_RMSの駆動電流までシンクアンドソース駆動が可能です。さらに、ハーフブリッジのペアを並列化して駆動電流を2倍にしたり、フルブリッジとして最大4つのラッチバルブ（双安定バルブ）やブラシ付きDCモータを駆動することもできます。その内部ハーフブリッジは、ローサイドまたはハイサイドのドライバとして構成可能で、2つの制御方法（電圧および電流駆動レギュレーション）をサポートし、フルセットの保護および診断機能を備えています。

H-Bridge 11 Clickは、低消費電力と高集積化が求められるソレノイドドライバアプリケーション（バルブ、リレー制御）に適しています。そして、mikroSDKに準拠したライブラリでサポートされており、ソフトウェア開発を簡略化する機能が含まれています。このClickボードは、mikroBUS™ソケットを装備したシステムですぐに使用できるように、フルテスト済みの製品として提供されます。