MIKROE-2561 Earthquake Click Board™

MikroElektronikaのMIKROE-2561 Earthquake clickは、Omronの世界最小の高精度地震センサであるD7Sを特長としています。これは、mikroBUS™ライン上のPWM、INT、CSピンによって提供される追加機能を使用して、I²Cインターフェースを介してターゲットMCUと通信します。このボードは、3.3Vまたは5V電源で動作するように設計されています。JMA（気象庁）耐震強度尺度で5以上の震度で地震が発生すると、D7Sは遮断出力を作動させて地震が発生したことをユーザーに通知します。

地震の規模を示す震度スケールとの相関が高いSI（スペクトル強度）値を用いて、震度スケールの高精度判定を提供します。3軸加速度センサとOmronのユニークなSI値計算アルゴリズムにより、高精度と低消費を実現します。このセンサの利点としては、デバイスへの組込みの自由度が高く、バッテリ電源での動作時間が長いことが挙げられます。遮断出力端子（INT1）は、従来の機械式振動センサと同等の動作をし、機械式振動センサとの互換性を確保します。地震関連の情報は、外部デバイスからI²Cインタフェースを介して取得できます。

OmronのD7S地震センサは、3軸加速度センサや独自のSI値演算アルゴリズムを通して高い検出精度や低消費電力を備えた地震検出センサです。これらの製品は、優れたコスト性能比を提供します。D7Sは、その超小型サイズ、およびパッケージの小型化に寄与する超低消費電力により、本質的にどんなデバイスにも組み込むことができます。これらの製品は、構造物への損傷と高い相関性があるスペクトル強度（SI）高精度地震インジケータを有しています。内部メモリおよびI²Cインターフェースにより、独創的なアプリケーションを生み出すことができます。