CN0552 静電容量～デジタルコンバータ（CDC）

ADIのCN0552ソリューションは24ビットCDCであり、デフォルトのフルスケール入力範囲は±4.096pF、拡張入力範囲は±50pFです。I²Cシリアル通信インターフェースは、高分解能、高直線性、および高精度の静電容量測定を提供します。

静電容量式センサは、液面監視、圧力測定、位置検出、流量計、湿度検出など、さまざまな産業用アプリケーションで使用されます。ΣΔ（シグマデルタ）CDCは、未知の静電容量を方形波で励起し、結果として生じる電荷をシングルビットデジタル出力ストリームに変換することによって動作します。次に、デジタルフィルタがビットストリームを処理し、正確で低ノイズの静電容量測定値を出力します。

CN0522は、2.7V～5.5VのI/O電圧を持つI²C PMODプラットフォームボードと互換性があります。

EVAL-CN0552-PMDZは、高解像度のΣ-Δ CDCであるAD7746用のPMODフォームファクタ評価ボードです。このアーキテクチャは、固有の高解像度（24ビットの欠落コードなし、最大21ビットの実効解像度）、高直線性（±0.01%）、および高精度（±4fFの工場出荷時校正）を備えています。

EVAL-ADICUP3029は、OSなしのデバイスドライバを使用してEVAL-CN0552-PMDZを制御するためのデバイスドライバソリューションとして使用できます。

応用

• 液面監視、圧力測定、位置検知、流量計、湿度検知、産業用自動化などの計装と測定