CN0548測定モジュール

ADIのEVAL-CN0548-ARDZは、産業、電気通信、計装、および自動試験装置（ATE）アプリケーション向けの完全な絶縁電流および電圧測定システムです。このシステムは電気的に絶縁されており、ホストコントローラと測定グラウンド間で最大±250Vを許容します。その絶縁設計には、デジタルデータとパワードメイン信号の両方が含まれ、測定対象の回路から追加の電源は必要ありません。

電流入力範囲は±10Aで、電圧入力範囲は16V～80Vまで選択可能で、これらの値の間にいくつかの範囲があります。電圧入力と電流入力の両方が、50Hzと60Hzの両方のラインノイズを除去するモードを含む、調整可能な出力データレートと信号帯域幅を備えた16ビットの分解能を備えています。

この回路はArduinoフォームファクタプラットフォームボードと互換性があり、1.8V～5Vのロジック電圧をサポートします。オープンソースファームウェアの例と組み合わせると、このアプリケーションソフトウェアは、C、C＃、MATLAB、Python、およびLabVIEWのバインディングが含まれる、ライブラリを使用するフレームワークを介して、Linux産業用入出力（IIO）を介してリファレンスデザインと簡単に通信できます。

特長

• 80V、14Aの絶対最大入力定格
• 構成可能な電圧および電流設定
• 調整可能な出力データレートを備えた16ビットADC分解能
• シリアルペリフェラルインターフェース（SPI）デジタル出力
• ホストコントローラからのガルバニック絶縁
• 3.3Vと5Vに対応
• Arduinoフォームファクタ
• 再マッピング可能なチップセレクト（CS）（他のシールドとの積み重ねが可能）

ブロック図（クリックして拡大）