手動からデジタルを介して自動化へ移行する方法

時の経過とともに、世の中ではプロセスのデジタル化/自動化がますます進んでいます。DigiKeyは、社内か、社外のサプライヤとのやり取りかを問わず、非常に多くのプロセスが影響を受ける可能性があることを素早く見て取りました。幸いなことに、新しいテクノロジーはサプライチェーンや見積もり業務などを支援することができます。

しかし、いざデジタルトランスフォーメーションに向けた道のりが始まってみれば、どのように始めたらよいのか迷ってしまうかもしれません。私自身は、自動運転レベルの進展を見ることで、実行すべき手順に気がつきました。

上の図は、SAE Internationalによって策定された自動運転レベルにヒントを得たものです。自動運転レベルには、0（自動化なし/手動運転）から5（自動化主導/人間の関与なし）までがあります。

この図で重要なのは、前のレベルを実現できないと次のレベルに移行できないことです。デジタルスピードメータと前方車との距離のリアルタイムデジタル情報が必要なアダプティブクルーズコントロールのように、価格、遅延、在庫状況をデジタル化して初めてアシスト型の見積もりプロセスを持つことが可能です。

自動サプライチェーンにおける最初の手順は、調達プロセスにおけるすべての関連信号をデジタル化してデータをクリーニングすること（レベル1）です。自律型サプライチェーン（レベル3/4/5）の前に、アシスト型サプライチェーン（レベル2）が存在することになります。

この図は複数の独立したプロセスに適用できるので、現在のレベルの概観と自動化に向けた後続の手順を知ることができます。

DigiKeyはサプライヤとして、デジタル信号の必要性と、お客様のデジタル変革にとってデジタル信号が持つ大きな重要性を理解しています。そこで、すべてのお客様が到達できるレベル1を実現するためのデジタルコネクティビティの一式を提供します。コネクティビティソリューションは、ウェブページ「デジタルソリューション」でご覧いただけます。