JTHシリーズ DC/DCコンバータ

XP Powerが提供するDC/DCコンバータのJTHシリーズは、金属ケース入りで、小型の50.8 x 25.4mm（2 x 1インチ）のフットプリントに適合します。これらのデバイスは低電力、基板マウント設計に好適です。 このシリーズは、9～36VDCまたは18～72VDCの入力電圧の広い4:1の範囲に対応することができます。 シングル出力とデュアル出力の両方のモデルが入手できます。 シングル出力デバイスは、+3.3、+5、+12または+15Vレールで入手可能で、デュアルバージョンは、±5、±12または±15V出力を持ちます。

モデルは、+/-0.5%のライン安定化、および10～100%負荷での+/-0.5%の負荷安定化を備え、完全に安定化されています。 入出力間絶縁は、1,500VDC定格です。 JTHシリーズは、追加のヒートシンクまたは気流を必要とせずにほとんどの環境に適合します。 これらのユニットは-40°C～+100°Cで動作し、+60°Cを超えるとディレーティングがあります。 これらのコンバータは、MIL-STD-417F準拠の120万時間を超える高いMTBFを備え、長寿命および高信頼性を実現します。

このような広い入力範囲を備えたこれらのコンバータは、広範な無線、通信および産業アプリケーションに適しています。 これらのコンバータはまた、同じフットプリントを備えたより古い10Wコンバータのより強力なドロップイン置き換えというオプションを顧客に提供します。 もう1つの例として、顧客が12または24VDCの2つの異なる電池電圧をパワーオフできるというアプリケーションがあります。 JTHシリーズを使用すると、同じコンバータは、各システム用の異なるコンバータを指定する必要がなく、いずれかのシステムで使用することができます。 それが必要となる可能性がある設計向けに、オプションのリモートオン/オフ機能を組み込むことが可能です。