WCAP-FTBP/FTBE 金属化ポリプロピレンおよび金属化ポリエステルDCフィルムコンデンサ

Würth ElektronikのWCAP-FTBPおよびWCAP-FTBE汎用DCフィルムコンデンサは、フィルタリング、ブロッキング、バイパス、エネルギー保存に使用されます。メタライズドフィルム技術のおかげで、両シリーズは高い体積効率と優れた自己修復特性を特長としています。

WCAP-FTBP金属化ポリプロピレンDCコンデンサ（MKP）は、動作温度に対する優れた電圧特性や5％の静電容量許容差のほか、金属化ポリプロピレンフィルム固有の特性に起因する周波数および湿度安定性を特長としています。さらにこのシリーズ製品は、ずば抜けた絶縁抵抗、パルス立上がり時間および誘電正接によって他製品と一線を画しています。したがって、このシリーズは、電源、モニタリング、安定器およびその他の安定性要求の厳しいアプリケーションに好適です。静電容量範囲は33nF〜6.8μF、電圧は160V_DC～630V_DC、ピッチサイズは7.5mm〜27.5mmです。

ポリプロピレンフィルムと比べて高い相対誘電率を持つポリエステルフィルムにより、 WCAP-FTBE金属化ポリエステルDCフィルムコンデンサ（MKT）は、静電容量許容差が10%で、より高い容量を提供します。WCAP-FTBPと同様に、WCAP-FTBEも金属化フィルムの特長によって優れた自己修復特性を備えており、箱型形状を基本にして湿度および可燃性の保護を強化しています。WCAP-FTBEは、ピッチサイズ7.5mm〜37.5mm、静電容量範囲10nF〜6.8μF、電圧100V_DC～1000V_DCで供給されています。