ISO776x 6チャンネルデジタルアイソレータ

Texas InstrumentsのISO776xデバイスは、UL 1577に基づいて5000V_RMS（DWパッケージ）および3000V_RMS（DBQパッケージ）の絶縁定格を備えた、高性能の6チャンネルデジタルアイソレータです。このファミリのデバイスはまた、VDE、CSA、TUV、およびCQCに従って認証済みです。

ISO776xファミリのデバイスは、CMOSまたはLVCMOSデジタルI/Oを絶縁しながら、低消費電力で高電磁イミュニティおよび低いエミッションを提供します。各絶縁チャンネルは、二酸化シリコン（SiO₂）絶縁バリアによって分離された論理入力および論理出力バッファを備えています。ISO776xファミリのデバイスは、6つのチャンネルがすべて同じ方向にあるか、1つ、2つ、または3つのチャンネルが逆方向にあり、残りのチャンネルが順方向にあるように、すべての可能なピン構成で利用できます。入力電力または信号が失われる場合、デフォルトの出力は、サフィックス「F」のないデバイスで「高」、サフィックス「F」のデバイスで「低」です。

このファミリのデバイスは、絶縁型電源とともに使用され、データバスまたは他の回路上のノイズ電流がローカルグランドに入り込み高感度の回路を干渉または損傷するのを防止するのに役立ちます。革新的なチップ設計およびレイアウト技術を通して、ISO776xファミリのデバイスの電磁両立性は、システムレベルのESD、EFT、サージ、およびエミッションへの対応を容易にするために、大幅に強化されています。ISO776xファミリのデバイスは、16ピンの広いSOICおよびQSOPパッケージで入手可能です。