ACT1210G-800-2Pコモンモードチョーク

TDK CorporationのACT1210G-800-2Pは、1000BASE-T1のOPEN Alliance（One-Pair Ether-Net）規格に準拠するコモンモードチョークの1タイプです。Sパラメータの値が高いため、差動モードとコモンモードレベルの間に高い振幅比が生成されます。これは、車載用Ethernetの信号の完全性の決定的な要素です。100kHzでのコモンモードインダクタンスは80µHで、最大許容電流は70mAです。

接続電極用の金属フレームのおかげで、チョークは優れた熱動作を提供し、-40°C～+125°Cの広い温度範囲での使用を可能にします。このコンポーネントは高度に自動化された非常に精密な巻線プロセスで製造されており、高い信頼性を確保し、電気パラメータのばらつきを最小限に抑えます。

TDKは、コモンモードチョークの許容温度範囲を拡張し、高速通信用の製品を含む製品ポートフォリオを拡大して、より多くの車載用アプリケーションへの対応を実現します。

特長および利点

• 車載用Ethernet1000BASE-T1のオープンアライアンス規格に準拠
• 接続電極用の金属フレームにより、-40°C～+125°Cの広い温度範囲
• 高度に自動化され、極めて正確な巻線プロセスにより、電気パラメータの高い信頼性を確保し、ばらつきを最小限に抑制
• AEC-Q200に準拠した認定