RGCシリーズ 高耐久非絶縁型DC/DCコンバータ

TDK-Lambdaの高耐久非絶縁型DC/DCコンバータのRGCシリーズは、9V～53Vの入力電圧で動作可能です。これらの昇圧/降圧コンバータは、最大12.5Aの出力電流とともに、9.6V～48Vまたは5V～28Vの範囲で調整可能な出力電圧を実現します。

1/16ブリックのピンアウトを備え、38.1mm x 39.4mm x 13.0mmサイズのこのコンバータは、MIL-STD-810Gの衝撃と振動性能を提供するようカプセル封止されています。5面のアルミケースは放射EMIエを低減し、コールドプレートへの伝導冷却によりファンレス動作を可能にしています。

RGCシリーズは、12V、18V、24V、36V、48V電源での動作をサポートする2つの電圧と電流の組み合わせで構成されています。入出力範囲が広いため、1つの品番で複数の電圧をカバーすることができ、在庫削減プログラムを支援します。最大97%の効率で電力損失を最小限に抑えることで、この製品はケース温度-40℃～+115℃での動作が可能になります。

基本機能モデルには、出力電圧調整ピン、負論理リモートオン/オフ、リモートセンス、入力不足電圧、過電流、熱保護が含まれています。フル機能のモデルには、パワーグッド信号、電流監視、およびシステムノイズを最小化するために動作周波数を同期する能力が装備されています。すべてのモデルに低電圧指令対応とRoHS指令対応のCEマークおよびUKCAマークが付き、安全規格IEC/UL/CSA/EN 62368-1に準拠した設計になっています。評価用ボードが用意され、手軽にテストすることができます。