i1Cシリーズ 200W DC/DCコンバータ

TDK-Lambdaのi1Cシリーズ 200W DC/DCコンバータは、1インチ x 1インチの業界標準フットプリントにパッケージされています。これらの非絶縁型バックブーストDC/DC（昇圧、降圧）コンバータは、9V～36Vまたは18V～75Vの入力電圧で動作します。i1Cシリーズは、最大10Aの出力電流とともに、9.6V～28Vの範囲で調整可能な出力電圧を提供します。

このシリーズは、医療用、産業用、テストと計測、および無人搬送車（AGV）、産業用移動ロボット（IMR）、ドローンなどのバッテリ駆動機器において、12V、24V、48Vのシステム電圧から幅広いハイパワーDC出力を生成するのに最適です。i1Cモデルは、既存の絶縁型コンバータを置き換えることもでき、絶縁バリアがAC/DCソースによって提供されることが多いため、追加の出力電力を必要とするアプリケーションに高い電力移行パスを提供します。

i1Cは最大98%という驚異的な効率を誇り、ケース温度が-40℃～+120℃という厳しい熱環境でも、コンバータが高い使用可能電力を供給することを可能にすると同時に、バッテリ寿命を延ばすことができます。寸法とピン配列は、業界標準の1インチ x 1インチフットプリントと互換性があり、サイズは26.42mm x 26.42mm x 10.2mm（幅 x 長さ x 高さ）です。このコンバータはカプセル封止されているため、衝撃や振動に対する性能が強化されており、5面アルミケースは放射EMIを低減し、システムコンプライアンスを容易にします。

モデルには、出力電圧調整ピン、正論理または負論理のリモートオン/オフ、入力不足電圧、過電流、熱保護機能が含まれています。

すべてのモデルに低電圧指令対応とRoHS指令対応のCEマークおよびUKCAマークが付き、安全規格IEC/UL/CSA/EN 62368-1に準拠した設計になっています。評価用ボードが用意され、手軽にテストすることができます。