X-STM32MP-GNSS1 MPU拡張ボード

STMicroelectronicsのX-STM32MP-GNSS1は、さまざまなセンサを使用してデータの精度を高める低消費電力のマルチコンステレーションGNSS測位用Teseo-LIV3FLモジュールを搭載したSTM32 MPU拡張ボードです。

X-STM32MP-GNSS1は、各種コンポーネントとの接続にI²CとGPIOを使用し、STM32MPマイクロプロセッサとは40ピンGPIOコネクタピンを介して接続します。このボードは、STM32MP157F-DK2とRaspberry PiのGPIOコネクタレイアウトの両方に対応しています。Teseo-LIV3FLは、GNSS（全地球測位衛星システム）スタンドアロン低消費電力モジュールです。複数の衛星群（GPS/Galileo/Glonass/BeiDou/QZSS）で同時に動作するTeseo III測位レシーバICを内蔵しています。

iNEMO慣性モジュールISM330DHCXは、フルスケールの加速度範囲が±2g、±4g、±8g、±16gで、角速度範囲が±125dps、±250dps、±500dps、±1000dps、±2000dps、±4000dpsと広範囲です。Qvarが組み込まれたILPS22QSは、デジタル出力気圧計として機能し、最大4060hPaまでのデュアルフルスケールをサポートします。IIS2MDCは、最大±50ガウスのダイナミックレンジを持つ、高精度で超低消費電力の3軸デジタル磁力計です。