小型デュアル産業用DCモータドライバ

STMicroelectronicsのX-NUCLEO-IHM15A1デュアルブラシDCモータドライバ拡張ボードは、STSPIN840に基づいています。これは容易な評価と概念実証のために設計されています。これはX-NUCLEOシリーズの次のメンバーであり、標準的なArduino™ UNOコネクタを通してSTM32 NUCLEOボード（例えばNUCLEO-F401RE）に非常に簡単に接続することができます。このハードウェアソリューションとファームウェアを組み合わせたX-CUBESPN15パッケージは、ブラシ付きDCモータを動作させるための完全な環境を提供します。STM32CubeMXとST-Linkも必要です。

STSPIN840は、2つの双方向ブラシ付きDCモータを同時に駆動するように設計された、非常にコンパクトなデュアルDCモータドライバです。ドライバの2つの出力をパラレルモードで使用して、最大3A_RMSの相電流を供給可能な、より強力なシングルフルブリッジドライバにデバイスを変換することもできます。STSPIN840の動作電圧は7V〜45Vなので、主にサービスロボット、ATM、貨幣処理機、舞台照明、テキスタイルおよびミシンなどの産業用アプリケーション向けに設計されています。STのすべてのドライバと同様に、STSPIN840も非散逸性の過電流保護、交差伝導保護、サーマルシャットダウン、および低電圧ロックアウトで、完全に保護されています。STMicro独自の最先端180nm BCDプロセスを使用して、すべてが4mm x 4mmのパッケージに統合されています。