NJM2902BVB4オペアンプ

Nisshinboのオペアンプは高いイミュニティを持ち、RFノイズの干渉による回路の故障を防止

「Nisshinbo NJM2902BVB4オペアンプ」の画像Nisshinbo Micro Devicesのオペアンプは、RFノイズの干渉による回路の故障を防ぐための高い耐性を備えています。オペアンプやコンパレータは、各種センサからの微小信号の増幅や電流検出など、車載用途に広く使用されています。車載ECU(電子制御ユニット)に使用されているオペアンプは、動作周波数を超えた外部からの電磁ノイズ(EMI)が干渉すると出力電圧が変動し、ECUが誤動作してしまいます。このため、RFノイズ干渉に対する耐性が高いオペアンプなど、高いEMC性能を備えたオペアンプが求められます。

一般にオペアンプのEMIはEMI耐性の弱い入力端子から侵入するため、ほとんどの製品は入力端子のみにEMC対策が施されています。この種の製品は、同様の対策をオンボードで行う(対象ICの近傍)場合に比べ、実装面積やフィルタ構成による部品コストの削減、発振に対するマージンの向上などのメリットがあります。しかし、アンプの電源端子から侵入するワイヤハーネスに重畳するノイズを考慮するならば、干渉対策としては完全ではありません。

Nisshinbo Micro Devicesは、オペアンプの各段回路へのEMIノイズ侵入経路、回路動作への影響、誤動作のメカニズムを徹底的に分析し、各段に最適なEMC対策を施しました。そのため、入力端子だけでなく、電源端子のイミュニティ(EMS)も業界トップレベルにまで向上させることに成功しています。IC内部回路の対策となっているため、チップレイアウトや組立条件の影響を受け難く、安定した高いEMC性能が得られます。ノイズ評価後の設計の手戻りリスクを最小限に抑えることで、トータルの開発コストの削減にも貢献します。

特長
  • AEC-Q100グレード1認定(申請処理中)
  • 内部EMIフィルタ
  • 単一電源
  • ユニティゲイン安定性
  • 双極性プロセス
応用
  • 車載用回路全般に使用
  • 高い信頼性が要求されるアプリケーション

NJM2902BVB4 Op Amps

画像メーカー品番商品概要入手可能な数量価格詳細を表示
HIGH EMC PERFORMANCE, SINGLE SUPNJM2902BVB4T1-TE1HIGH EMC PERFORMANCE, SINGLE SUP1741 - 即時$296.00詳細を表示
HIGH EMC PERFORMANCE, SINGLE SUPNJM2904BRT1-TE1HIGH EMC PERFORMANCE, SINGLE SUP1046 - 即時$180.00詳細を表示
刊行: 2023-11-01