LT3757反転コントローラ

Analog DevicesのLT3757は、正または負の出力電圧を生成できる広い入力範囲の電流モードDC/DCコントローラです。 この製品は、昇圧、フライバック、SEPICまたは反転コンバータとして構成できます。 LT3757は、内部の7.2V安定化電源からローサイドの外付けNチャンネルパワーMOSFETを駆動します。 固定周波数、電流モードアーキテクチャは、電源と出力電圧の広い範囲にわたって安定した動作を実現します。

LT3757の動作周波数は、外付け抵抗を使用して100kHz～1MHzの範囲で設定可能で、SYNCピンを使用して外部クロックに同期することが可能です。 動作電源電圧が最小2.9Vと低く、シャットダウン時の静止電流も少なく1μA未満なので、LT3757はバッテリ駆動システムに最適です。

LT3757は、ソフトスタート機能と周波数フォールドバック機能を備え、起動時や出力短絡時にインダクタ電流を制限します。 このデバイスは、小型10ピンDFN（3mm × 3mm）またはMSOPパッケージで入手できます。