LT3022 1A、10V VLDO™レギュレータ

Analog DevicesのLT3022は、0.9Vの低電圧で動作する超低ドロップアウト（VLDO）電圧リニアレギュレータです。このデバイスは、1Aの出力電流に145mVの標準ドロップアウト電圧を供給します。LT3022は低入力電圧～低出力電圧アプリケーションに最適で、スイッチングレギュレータに匹敵する電気効率を提供します。このレギュレータは、10μFという小さなESRセラミック出力コンデンサによって安定性と過渡応答を最適化します。LT3022のその他の機能としては、0.05%の標準ライン安定化と0.05%の標準負荷安定化があります。シャットダウン時、静止電流は通常、7.5μAに低下します。内部保護回路は、バッテリ逆接続保護機能、電流制限機能、ヒステリシスによる熱制限機能、逆電流保護機能を備えています。

LT3022は、3種類の固定出力電圧（1.2V、1.5V、1.8V）で入手できるほか、可変デバイスもあります。このレギュレータは、DFNパッケージおよびMSOPパッケージで提供されています。このLT3022は、論理電源、FPGAコア、および電池駆動アプリケーションに最適です。

特長
出力電流：1A 調節可能出力：（VREF = VOUT(MIN) = 200mV） 固定出力電圧：1.2V、1.5V、1.8V VIN範囲：0.9 V〜10V ドロップアウト電圧：145mV（標準） 低ESRのセラミック出力コンデンサ（最小10μF）で安定		1mA～1Aまで標準0.05％の負荷レギュレーション 静止電流：400µA（標準） シャットダウン時の標準7.5μAの静止電流 電流制限保護 逆電流のない逆バッテリ保護 ヒステリシスによる熱制限
用途
論理電源 FPGAコア		電池駆動 スイッチング電源用ポストレギュレータ