SNDH-Tシリーズ デュアルホール効果直交速度および方向センサ

Honeywell SensingのSNDH-Tシリーズは、相互に90°位相シフトする直交出力信号を使用して、速度と方向の情報を提供するデュアル差動ホール効果センサで構成されています。目標方向は、出力のリード/ラグ位相シフトによって決定されます。

この製品は、広い周波数範囲（1Hz～15kHz）と大きなエアギャップにおいて極めて高い分解能を必要とするアプリケーション向けに設計されています。ダイナミックオフセットキャンセルのための高度なデジタル信号処理を利用したバイポーラ相補型金属-酸化膜-半導体ホール効果技術は、ほとんどの条件下でエアギャップ性能と位相シフト精度を向上させます。

独自の集積回路（IC）パッケージングにより、精度が向上した、出力位相シフト許容差が提供されます。堅牢なパッケージは、ほとんどの環境条件に対応する車載グレードであり、電磁干渉（EMI）対策が施されています。ワイヤハーネスや、AMPスーパーシールまたはAMP Junior Timeコネクタを使用した一体型コネクタバージョンなど、複数の接続オプションが用意されています。パッケージ設計には、圧力アプリケーション用のOリングシールと固定マウントフランジが含まれています。