ADXL362評価ボード

超低消費電力の3軸MEMS加速度センサ用評価キット

Analog Devicesが提供するADXL362評価ボードの画像Analog DevicesのADXL362は、超低消費電力の3軸MEMS加速度センサです。その消費電流は、100Hzの出力データレートでは2μA未満、モーショントリガのウェイクアップモードでは270nAです。 パワーデューティサイクリングを用いて低消費電力を実現する加速度計とは異なり、ADXL362は、アンダーサンプリングによる入力信号のエイリアシングを行うことなく、センサのフル帯域幅をすべてのデータレートでサンプリングします。

ADXL362は、常に12ビットの出力分解能を提供します。低分解能で十分な場合は、より効率的なシングルバイト転送のために8ビットフォーマットのデータも提供されます。 ±2g、±4g、および±8gの測定範囲が利用可能で、±2gの範囲での解像度は1mg/LSBです。 ADXL362の標準550μg/√Hzより低いノイズレベルを要求するアプリケーション向けに、電源電流の増加を最小限に抑え、175μg/√Hz(標準)まで低減可能な2種類のより低いノイズモードが選択可能です。

特長 応用
  • 超低電力
  • コイン電池による電力供給が可能
  • 高分解能:1mg/LSB
  • 175µg/√Hzまでノイズを低減
  • 測定範囲はSPIコマンドで選択可能
  • 広い電源電圧およびI/O電圧範囲:1.6V~3.5V
  • システムレベルの節電機能内蔵
  • SPIデジタルインターフェース
  • オンチップ温度センサ
  • 小型、薄型パッケージ(3mm × 3.25mm × 1.06mm)
  • 補聴器
  • 家庭用ヘルスケア機器
  • モーションにより動作するパワーセーブスイッチ
  • ワイヤレスセンサ
  • モーションにより動作する計量機器
刊行: 2012-10-10