DigiKeyのリスト管理ウェビナーでの質疑応答

DigiKeyのリスト管理ツールに関するウェビナーでは、非常に多くの有益な質疑応答がありましたので、本稿で共有したいと思います。すべての質問にライブで答えられたわけではなく、複数回質問されたものもありました。寄せられた質問のいくつかと、それらに対するDigiKeyのベストアンサーをご紹介します(質問の内容は編集して短くしたりわかりやすくしてあります)。

同僚とリストを共有

myListsのメリットの一つは、同僚とリストを共有できることです。同僚のリストを見たり、自分のリストを同僚と共有したりするには、各自がユーザー登録を行い、同僚が自分のリストにアクセスできるように自分の[co-worker preferences(同僚の設定内容)]を変更する必要があります。あなたの同僚とは誰でしょうか。所属する会社のDigiKeyレコード(rootアカウントのみが参照可能)に関連付けられているすべての同僚を確認することができます。

将来的には、リストへのアクセスを許可したい人に、リンク経由で自分のリストを共有させることができるようになるかもしれません。この機能は現在開発中です。

リストを作成する際、[Visibility(公開/非公開)]で、同僚に[Read Only(読み取り専用)]だけか、または閲覧と編集を許可するように設定することができます。

客先参照品番

ユーザー登録を行うと、内部品番を保存できるようになるので、それを使って見積もりや発注を作成することができます。スプレッドシートをmyListsにアップロードする際、[internal part number(内部品番)]列を[Customer Reference(客先参照品番)]という見出しにマッピングすると、内部品番がDigiKey品番およびメーカー品番に接続されます。

仕損

仕損機能で切り替えを行うことで、当初の数量に加え、製造中に失われた部品や破損した部品を補うために計画される過多量が追加されます。

[Include Attrition(仕損率を含める)]をオンにすると、[Attrition %(仕損率)]列に基づいて数量が増加し、適切なパッケージングと価格が計算されます。次に、追加された数量を、元のリストを変更せずに、見積もりやカートに入れることができます。

仕損はどの程度に設定すればよいのでしょうか?製造廃棄物の量は、製造プロセスやハードウェアによって異なります。どの程度の量が廃棄物となるのかを見積もることができれば好都合です。また、製造に必要な数量も重要です。それらの間の比率が、設定すべき仕損率となります。

お客様の見積もりの在り処

myListsの見積もりダッシュボードには、myListsで作成された見積もりと、Quote Managerで以前に作成された見積もりが表示されます。DigiKeyチームのメンバーが作成した見積もりを「検索」する機能は、近日中に利用可能になる予定です。

myListsを使うメリットは?

今日のような在庫が逼迫した環境では、在庫確認の応答時間の短さ、見積もり作成時間の短さ、見積もりから直接発注できる機能があるかどうかが真っ先に想起されますが、共有、カスタマイズ、リストの作成・保存を行う機能によっても時間と労力を節約することができます。myListsのようなリスト管理ツールは無数の方法で使用できるので、myListsのご使用からお客様独自のメリットが見つかることと確信しています。

ウェビナーの収録はあるのでしょうか?

はい、あります。ウェビナーがオンデマンドで配信されるようになったからです。ウェビナーより前にユーザー登録をされた方には、収録内容を電子メールでお送りします。そうしていない方でも、ユーザー登録を行うと、収録内容に直接移動することができます。https://event.on24.com/wcc/r/3750072/677193AFEBB4445961590D9FDA91F3C0

リストを作成する準備はできていますか。myListsのご試用はこちら:www.digikey.com/mylists

著者について

More posts by DigiKey Editor
 TechForum

Have questions or comments? Continue the conversation on TechForum, Digi-Key's online community and technical resource.

Visit TechForum