ロボットとの出会いが拓く未来の自分: 将来的なキャリア実現に活きるFIRST Robotics Competitionへの参加体験

「心の学生チーム対抗戦スポーツ」とも呼ばれるロボット競技大会、FIRST Robotics Competition(FRC)は、スポーツの興奮と競技の面白さと、科学技術の厳しさの両方を体験できる大会です。FRCには厳しく定められた規則や、リソースと時間の制約もあり、学生チームはその中で、自ら資金を集め、チーム「ブランド」を確立し、チームワークのスキルを研鑽し、対戦相手に対して決められたタスクを実行するロボットを作成、プログラミングするといった課題に挑戦します。いわば、学生にとっては実際のエンジニアリングの世界にこの上なく近づけるチャンスです。

Digi-KeyはFIRST Robotics Competitionにダイヤモンドサプライヤとして参画しており、ローカルチームに指導者を派遣しています。競技大会に携わることで、Digi-Keyはエンジニアリングに情熱を注ぐ学生と喜びを分かち合い、技術工学分野への就職を志す学生のキャリアパスを支援する機会を得ることもできます。

Digi-Keyのエレクトロニクス技術者でFRC大会への参加歴を持つマイケル・マクグレースも、指導者として成功した一人です。マイケルは金属加工への興味から、高校時代にFRCに参加しました。

「金属加工に興味を持ったのは、あらゆる種類の古い鎧が登場するビデオゲームと、実在する機械の素晴らしさの両方が発端となっています。高校で友人からロボットを作成できるクラブのことを聞いて、金属加工や機械について多少詳しく学ぶ機会を得られると思ったのです。FRCへの参加は、マシニングやオートメーションの分野を目指すきっかけになりました」

マシニングやオートメーションへの興味が、どうして電子部品の専門企業への就職コースと結び付くのかと思われるかもしれません。よく言われていることですが、人脈がカギなのです。

「私がエレクトロニクスについて詳しく学ぶことに興味があることを知ったDigi-Keyの指導者の方々から、Digi-Keyが提供しているスカラシップについて教えてもらいました。Digi-Keyからはパートタイムの仕事を紹介され、地元のカレッジでのエレクトロニクス専攻も支援してもらいました」

このテクニカルスカラシッププログラムによって、マイケルはエレクトロニクス技術による自動化システムプログラムの学位取得を目指すことができました。マイケルは、FRCに参加して機械や電気のエンジニアリングに携わった期間が、その後のDigi-Keyでの業務の下準備になったとすぐに実感しました。

「FRC大会で小さなチームに参加したことで、ロボットの設計、作成、操作など多面的な経験を得ることができました。そしてロボットをどのように制御できるかに興味を惹かれ、エレクトロニクスへの好奇心が芽生え始めたのです。最初はFRCの経験から学んだ、チームワーク、マシニング、CAD、モータ制御、配線などの多くのスキルを、エレクトロニクスとオートメーションに携わる日々の仕事に活かしています」

FRC大会への参加は、エンジニアリングに興味を持つ学生だけに限られません。また大会では、関心分野でのキャリア実現に役立つ以外にも、有意義な体験を得られます。マイケルは、FRCへの参加によって得た他の恩恵についても語っています。

「多くの友人にも出会いました。大会では、機械工学や電気工学を垣間見られる環境で競技に打ち込めた、と感じました。メンバー全員で特定のタスクを最後までやり遂げるために意識と意欲を集中させたことで、チームの一員としてどのように活動すべきかを学びました。大会への参加はあらゆる面で有意義な経験になりました」

もしFIRST Robotics Competitionのローカルチームへの参加を迷っているなら、マイケルのアドバイスを参考にしてください。

「まだ自分は何に興味があるのかわからないなら、FRCは関心対象となり得るさまざまな分野を学ぶ機会になり、将来のキャリアにつながるかもしれません」

FRCは、この大会に参加する若者にとって、エンジニアの「日々の生活」を体験できる場にもなります。このような実世界に即した学習は、人生を左右するほどのテクノロジへの情熱が生まれるきっかけにもなります。Digi-Keyは、エンジニアを志す将来世代の人々がユニークな体験を得られるこうした機会を、積極的にサポートしています。

著者について

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Kayla Krosschell氏は、2013年にDigi-Key Electronicsチームに参加したPRおよびマーケティングコミュニケーションスペシャリストです。彼女は、ノースダコタ大学でマスコミおよびメディア研究の文学士号を取得し、アメリカ広報協会(PRSA)の会員でした。現在の役割には、プレスリリース、メディアへの広報窓口、統合マーケティングキャンペーンや、社説、広告、ウェブコピーの作成と校正、コミュニティへの働きかけなどのタスクが含まれています。Kaylaは余暇には、UNDのアスレチックイベントに参加したり、時々クラフトビールを飲んだりして楽しんでいます。

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