コンデンサの極性を確認する
有極性コンデンサには、極性を確認するために、何らかの識別子が必ず付けられています。極性を間違って取り付けることは危険である可能性があるため、この確認は重要です。
アルミコンデンサには、さまざまな方法でマークが付けられている場合があります。ラジアル、スルーホール型のコンデンサでは一般的に、本体の下方の負の側にラインがあります。また、負のリードが短くなっています。ラジアル、表面実装型のコンデンサでは、上部に色が付いており、色が付いている方が負のパッドであることがわかります。アキシャル型のコンデンサでは、一方の側に負のリードを示す矢印の付いたラインがあるか、輪形のくぼみによって正のリードが示されています。
表面実装のタンタルチップコンデンサでは、正の側を示すラインおよび/またはノッチがあります。アキシャル型のコンデンサには正の側にノッチがあります。ラジアル型のコンデンサでは、正のリードの上に矢印か正を示すインジケータがあります。
以下は、上記の例を示す画像とそれぞれについての説明です。これらの製品を取り扱う場合に不明瞭な点がある場合や、判別が難しいことがある場合は、データシートを参照するか、しかるべき連絡先に相談してください。
図1: ラインと短いリードが負のリードを示している
図2: 上部の色付き部分が負のリードを示している
図3: 矢印の付いたラインが負のリードを示している
図4: 輪形のくぼみと+記号が正のリードを示している
図5: 面が取られたエッジとラインが正のリードを示している
図6: 面が取られたエッジが正のリードを示している
図7: この画像ではラインと+記号が見えにくいが、よく見ると、これらが正のリードを示していることを確認できる

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