代替の電解コンデンサを見つける
一般的な面実装アルミ電解コンデンサ
ボードレベルのトラブルシューティングを実行する場合、通常はコンデンサのチェックから始めます。コンデンサは業界内で使用されている最も一般的な電子部品です。種類、形状、サイズ、仕様はさまざまですが、この記事ではアルミ電解コンデンサに焦点を当て、適切なコンデンサを見つける方法を説明します。
適切な電解コンデンサを見つける最初のステップは、不良のコンデンサを特定し、コンデンサの上面または側面に印刷された仕様を正しく読み取ることです。すべてではありませんが多くの場合、容量、電圧、メーカーのなんらかのマーク、極性化されている場合は負のリード/パッドの表示が示されています。
アルミ電解コンデンサでは、ラベルに関係なく、容量はμFで示されます。電圧は数値を明確に示すために「V」が付いている場合があります。面実装には電圧を表すコードが示されていることがよくあります。これらのコードの解読方法の詳細については、こちらをクリックしてください。他に示される可能性のある情報は温度定格(°C単位)です。温度定格は、コンデンサがスルーホールの場合は下から(またはアキシャルの場合は片側から)突き出ているワイヤリードで、部品の下部にパッドがある場合は面実装で、目視で解読できます。
これらのコンデンサを見つけるときにありがちな問題は、電圧の範囲を選択していないことです。元のコンデンサより電圧定格が高いコンデンサを選択するのは問題ありません。コンデンサが回路内で必要に応じて充電および放電するだけです。安全のため、電圧の低いコンデンサは、回路が対応する設計になっていない限り選択しないでください。
多くの場合、スルーホールコンデンサのリード間隔が違っていても、リードを操作して合わせることができるので、似たような間隔であれば問題ありません。これは、場合に応じてユーザーが判断する必要があります。コンデンサが面実装の場合は、必ず間隔を測定してパッドがボードに合うようにしてください。
必要なすべての仕様を確認したら、以下のビデオでDigiKeyウェブサイトでのコンデンサの検索方法のデモをご覧ください。通常の検索を簡単にする、また単なるウェブサイトのナビゲートについても参考になるヒントとコツがあります。
詳細については、DigiKeyのフォーラムに関するトピックをご覧ください。https://forum.digikey.com/t/finding-a-replacement-electrolytic-capacitor/1709
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