新製品発見 - Aven Toolsのデジタル顕微鏡とFluke Electronicsのテストメータ

DigiKeyは、エレクトロニクス業界において、基板レベルの部品を購入するための「頼みの綱」として知られています。当社は業界最高の品質を持つ、技術的に進んだサプライヤの幅広い製品を提供しているため、これは至極当然のことと受け止めさせていただいております。ですが、私たちはこのような役割を担うだけでは満足しておりません。従来の「DigiKey部品」ではない技術や製品、つまり設計、製造、保守のいずれの業務においてもお客様に最先端の機能を提供する技術や製品を発見するお手伝いをしたいと考えています。

私が電子機器の仕事を始めた頃は、顕微鏡の必要性は現在ほどありませんでした。私は若くて視力も高かったし、何よりも部品自体が大きかったからです。時が経つにつれ、私も他の人と同じように年を取り、視力も以前のように「とても良い」というわけにはいかなくなりました。ある種の拡大鏡の助けを借りなければ、基板レベルの面実装部品を扱うことができなくなりました。私が見つけた最も印象的なソリューションの1つは、Aven ToolsCyclopsシリーズ デジタル顕微鏡です。

デジタル顕微鏡のメリットは何ですか?

Cyclopsシリーズ デジタル顕微鏡により、プリント回路基板(PCB)上の小型部品またはPCBから分離された小型部品の検査や、はんだポイントやはんだ接合の分析を、1080pの解像度(24インチサイズのモニタを基準とした場合)で行うことができます。ズーム形式としては、Macro(43倍ズーム)Micro(185倍ズーム)の2つが用意されています。Aven Toolsが開発したCyclopsシリーズは、従来のアナログ顕微鏡にありがちな狭い接眼部で観察しなければならないという負担がなく、楽な姿勢で観察することができます。Cyclopsシリーズのデジタル顕微鏡の詳細については、リンゼイ・フォイ氏のブログ「新製品発見:Cyclops Micro高解像度デジタル顕微鏡#243-1349-ND」をご覧ください。

ご紹介する2番目のツールは、「従来の」DigiKey製品であり、当社が長年にわたって取引しているサプライヤであるFluke Electronicsの製品です。T6シリーズ 電気テスタは、FlukeのFieldSenseテクノロジーにより、線間電圧に直接接続することなく電流と電圧を測定することができます。この技術は、電圧と電流を同時に測定してディスプレイに表示し、一目で判断できるようにするもので、トラブルシューティングを効率的に行うことができます。T6-1000は、45Hz~66Hzの周波数で1~1000VACまたはVDC、0.1~200AACを測定できます。T6電気テスタの詳細については、リンゼイ・フォイがブログ「New Product Discovery: Fluke Electronics Test Meter T6-600」の中でFlukeのFieldSense技術を使用して説明していますので、ご覧ください。

ご精読とご視聴に感謝します。

著者について

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Randall Restleは、電子部品業界で40年以上の経験があります。 DigiKeyのアプリケーションエンジニアリング担当副社長を務め、現在はセミリタイアしています。彼の経験には、熟練したアプリケーションエンジニア、技術者、管理職のチームを率い、独自の先端技術製品開発の指揮が含まれています。

個人的には、デジタル信号処理、プログラマブルロジックの実装、モーションコントロールの改善、ソフトウェア設計などを追求しています。 複数の業界の特許を保有し、IEEEのシニアメンバーでもあります。 Randallは、シンシナティ大学でBSEE、MS、MBAの学位を取得しています。

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