Amazon AVS用XK-VF3500-L33-AVS VocalFusion®ステレオ開発キット

XMOSのXK-VF3500-L33-AVS開発キットにより、スマートTV、サウンドバー、セットトップボックス、デジタルメディアアダプタや、ステレオスピーカーを備えたフラットデバイスの開発者は、XMOSのXVF3500音声プロセッサを評価し、Alexa Voice Serviceを使用してファーフィールド音声インターフェースを試作することができます。AVS用VocalFusionステレオ開発キットは、4つのデジタルマイクロフォンのコンパクトなリニアアレイを使用して、ノイズのある環境での音声コマンドや会話をキャプチャし、Raspberry Piなどのアプリケーションプロセッサを使用して、キャプチャされた音声を、Alexaクラウドベース音声認識システムに渡します。

ユーザーから、部屋の向こう側に配置されたデバイスの音声制御を実現するには、音声の明瞭さを強化しながら、距離、分離、ノイズ、および指向性の課題を軽減する必要があります。XVF3500は、適応型ビームフォーマやノイズ抑制とともに、バージインおよびプログラム可能AEC待機時間を備えた全二重ステレオ音響エコーキャンセレーション（AEC）を使用して、これを達成することができます。これにより、望ましい音声源の位置を特定し、デバイスが再生しているステレオオーディオから音声コマンドを効果的に分離するとともに、バックグラウンドノイズや部屋のエコーを抑制することができます。

このキットには、XMOS XVF3500プロセッサベースボード、リニアマイクロフォンアレイ（4x Infineon IM69D130 MEMSマイクロフォン）、Raspberry Piヘッダ（I²SオーディオおよびI²C制御コネクティビティ）、パワー（およびオプションのUSB2.0デバイスコネクティビティ）用マイクロUSBコネクタ、低ジッタオーディオ品質クロック、統合型ヘッドフォンアンプを備えたステレオDAC、4つのユーザー入力ボタン、到来方向の表示を提供する13個のLEDが含まれます。XMOSのこのソリューションは、DSP、I/O処理、および制御ソフトウェアを1つのチップに組み込んでいるため、お客様は、部品表を大幅に低減し、設計を柔軟に調整してコストを削減することができます。