PTSプラチナSMDフラットチップ温度センサ

VishayのPTS AT SMDフラットチップ温度センサは、様々な環境条件下で動作する電子機器の温度制御に最適です。高度に制御されたプラチナ薄膜製造プロセスは、比類のない温度特性の安定性を保証し、過酷な条件下でも信頼性の高い動作を保証します。一般的なアプリケーションとしては、車載用、航空用、および産業用電子機器が挙げられます。

PTSシリーズ プラチナSMDフラットチップ温度センサは、IEC 60751およびIEC 60068に準拠した標準化特性を備えています。利用可能な許容誤差クラスはクラスF0.3とクラスF0.6です。0°C～+100°Cの温度係数は3,850ppm/Kです。温度範囲は-55°C～+155°Cです。これらのプラチナ温度センサは、最小t_0.9≧2秒（空気中）の応答時間となっています。RoHS対応（RoHS指令2011/65/EU）で、ハロゲンフリーです。0°Cで利用可能なサイズ/抵抗は、0603パッケージでは100Ω、0805パッケージでは100Ωおよび500Ω、1206パッケージでは100Ω、500Ω、1kΩです。プラチナの均質な膜は、高品位（AI2O3）セラミック基板上に蒸着され、適切な温度係数と安定性を得るために調整されます。このセンサ素子は、電気的、機械的、気候的保護を目的とした保護膜で覆われています。終端ではニッケルメッキの上に仕上げの純粋な艶消し錫が施されます。広範囲にわたるテストにより、錫ウィスカの成長に対する耐性が実証されています。