XPLR-AOA方向探知および屋内測位エクスプローラキット

u-bloxのXPLR-AOA-1エクスプローラキットを使用すると、Bluetooth 5.1の方向探知機能を使用して評価と実験を行うことができます。NINA-B406 Bluetooth LEモジュールとサンプルソフトウェアに基づく付属のタグ（C209）は、Bluetooth 5.1アドバタイズメッセージを送信します。アンテナボード（C211）には、メッセージを受信し、角度計算アルゴリズムを適用してタグへの方向を抽出するNINA-B411 Bluetooth LEモジュールが装備されています。角度は、NINA-B411の組み込みMCUで実行されているu-connectLocateソフトウェアによって計算されます。追加の手動処理は必要ありません。アルゴリズムは、C211ボード上のアンテナの完全なアレイを使用して、2次元で角度を計算します。

XPLR-AOA-2キットは、正確な屋内測位のためにさらに一歩進んでいます。4つのC209タグがBluetooth 5.1アドバタイズメッセージを送信します。C211アンテナボードはメッセージを受信し、角度計算アルゴリズムを適用してタグへの方向を抽出します。角度は、NINA-B411の組み込みMCUで実行されているu-connectLocateソフトウェアによって計算されます。角度はC211ボードのUSBポートから直接配信されるため、追加の処理は必要ありません。XPLR-AOA-2キットに付属のポジショニングエンジンソフトウェアは、外部PCで実行され、Webブラウザを介してアクセスされます。

ユーザーは、グラフィカルユーザーインターフェースを介して部屋の間取り図をアップロードし、アンテナボードを展開および構成できます。ポジショニングエンジンは、すべてのアンテナボードから角度データを収集し、それを使用してタグの位置を計算します。アンテナボードが垂直位置に配置されている場合、位置は3Dで計算できます。