ユニバーサル入力ラックUPDU G4

Tripp Lite by EatonのEVMAGU23X UPDU G4は、世界的に使用されている電力標準に適合するため、ユーザーは、世界レベルで単一のPDUシャーシを調達し、それを地域ごとの電圧要件に定格されたケーブルとペアにして世界的に展開することが可能になります。多用途のC39コンセントがあり、C14プラグとC20プラグの両方が使用でき、柔軟性が向上して、ユーザーが購入またはインストールする必要があるPDUの数量が削減されます。ユニバーサル入力ラックには、ベーシックモデル、計測入力モデル、そしてマネージドモデルがあります。この製品は、様々なコネクタや電源装置を備えた機器に加えて、208Vおよび415V/240Vの環境では、5kVAの単相および23kVAの3相電源ににも対応します。

UPDUは、前面または側面向きの縦型OUフォームファクタの薄型42Uシャーシに42個のコンセントを収め、利用可能なラックスペースを最大化して、収益を生み出す機器を実現します。色分けされたコンセントバンクと対応するサーキットブレーカを備えており、色を合わせるだけで簡単にバランスの取れた負荷を確保できます。UPDU G4は、世界的な業界標準に準拠しており、各国の電気規格に対応した15本の着脱可能な入力コードにより、物理的にも規制の観点からも、幅広いIT施設に対応します。ホットスワップ可能なネットワークモジュールと取り付けボタンがあらかじめ取り付けられているため、特に数百台、数千台のPDUを使用する大規模プロジェクトでは、設置が簡素化されます。

Tripp Lite by EatonユニバーサルPDUは、ウェブブラウザまたは簡易ネットワーク管理プロトコル（SNMP）を介して、データセンターインフラストラクチャ管理（DCIM）で管理することができます。ユーザーはEaton Brightlayerデータセンタースイート管理ソフトウェアまたは第三者の管理システムを利用することもできます。リモートPDU管理により、コストのかかる現場訪問が減ったり、あるいは不要となり、リソースを他のタスク、特にエッジネットワークや分散型IT設備における重要なタスクに割り充てることが可能になります。

G4プラットフォームの優れたサイバーセキュリティ機能により、UPDUはユーザーのデータを安全に保護します。信頼の連鎖による暗号化とセキュアなファームウェアブート機能により、EVMAGU23X UPDUがネットワーク上のサイバー攻撃脆弱性ポイントとなることを防ぎます。内蔵されたホットスワップ可能なギガビットネットワークモジュール（GNM）は、ゼロトラストアーキテクチャやゼロタッチプロビジョニングなど、管理とサイバーセキュリティを強化します。

Tripp Lite by Eatonは、ユーザーがその長さと業界標準の入力および出力を選択できるように、様々な電源コードを提供します。さらに、リモート管理アクセサリや実装アクセサリも提供しており、ラック内の配電に必要な要素をすべて揃えることができます。

UPDU G4には、ユーザーがTripp Lite by Eaton PDUに期待できる洗練された管理機能がすべて含まれており、単一のデータセンターまたは複数のロケーションにわたるグローバルプロジェクトに簡単に展開でき、時間を節約し、コストを削減し、電源管理を簡素化します。