モータコントローラおよびドライバIC

Toshibaは、最先端のBiCMOSおよびBiCD（バイポーラ+CMOS+DMOS）プロセスでモータコントローラおよびドライバICを開発します。 BiCDプロセスは、バイポーラデバイスのアナログの利点を、MOSFETのデジタルおよび低消費電力の利点や、DMOSデバイスの高電力能力と組み合わせています。 このファミリは、ブラシ付きDCモータドライバIC、ブラシレスDCモータコントローラ/ドライバIC、ステッピングモータドライバIC、およびコンビネーションモータドライバICから構成されます。

Toshibaは、家庭用およびオフィス用器具、ポンプ、ロボティクス、電子および無線制御玩具、コンピュータ数値制御（CNC）機、およびその他多くのロータリアプリケーションを含むさまざまな製品でモーションを制御するためのコスト効率の良い方法として、低コストのブラシ付きDCモータドライバICを提供します。 Toshibaが提供するブラシ付きDCモータ用ブリッジドライバ（Hスイッチ）は、正回転と逆回転間の切り替えのために使用されます（ストップおよびブレーキ動作も利用可能です）。

Toshibaの3相ブラシレスDC（BLDC）モータドライバICは、位置センサ付きまたはなしで優れた性能特性を提供します。 センサベースのBLDCは、初期の負荷が未知の時、変動する時、または高い初期トルクが必要な時に使用されます。 センサレスBLDCモータは一般的に、ホールセンサおよび配線を不要とするファンで使用されます。 一般的なアプリケーションには、パワーツール、冷蔵庫/冷却（圧縮機）、およびHVAC（例：ファン）があります。

Toshibaは、オートメーションおよび予算要件に適合するために、マイクロステッピングを使用して高速でかつ低ノイズのモータドライブを可能にすることで、正弦波電流を生成する高精度/高速デバイスを含む、幅広い品揃えのステッピングモータドライバICを提供します。 これらのバイポーラモータドライバICは、ユニポーラモータドライバICと比べて、モータ重量を増加させることなくより多くの電力を生成します。 これらのデバイスは、リセットおよびイネーブルピン、内部PWM電流制御、および内部サーマルシャットダウン回路で入手可能です。

Toshibaの次世代コンビネーションモータドライバICは、汎用および電池駆動のアプリケーション向けの低ノイズ、高速および高精度制御を特長としています。 独自の製造および回路技術を使用して、これらのICは、異なる駆動モード用に設計され、DCモータやステッピングモータをサポートすることができ、1つのチップで複数のモータを駆動するのに使用することができます。 高速および高効率電力制御は、およそ数百kHzで、PWM、定電流またはダイレクトPWMにより達成されます。 これらのデバイスは、独立した省電力のスタンバイモード制御機能、デッドタイム制御（標準300ns）による出力ドライバセクション向けの貫通電流防止機能、内蔵のサーマルシャットダウン（TSD）回路、およびVcc電源不足電圧検出（UVLO）回路で入手可能です。

• さまざまなアプリケーション向けの4タイプのモータコントローラおよびドライバIC
• 最先端のBiCMOSおよびBiCD（バイポーラ+CMOS+DMOS）プロセス
• 広範なパッケージサイズおよび小型パッケージサイズの選択肢
• 広い動作電源電圧範囲
• 高速パルス幅変調（PWM）を特長とする、コンビネーションモータドライバIC
• 単一パッケージに統合された正弦波PWMドライブコントローラおよび高電圧ドライバを含む、ブラシレスDCモータコントローラおよびドライバIC
• TB6586FG/AFGモータコントローラICは、3相ブラシレスモータの非常に効率的な駆動を実現するリード角制御機能を採用