TDC1011超音波センシングアナログフロントエンド

Texas InstrumentsのTDC1011は、自動車、産業、医療、および民生用市場における液位、流体識別および濃度、短距離および長距離アプリケーションの超音波センシング測定用の完全統合型アナログフロントエンド（AFE）です。 MSP430/C2000 MCU、パワー、ワイヤレス、およびソースコードと組み合わせると、TIは、完全な超音波センシングソリューションを提供します。

TIの超音波AFEは、広範なアプリケーションおよび最終装置に適合するために、プログラム可能性および柔軟性を提供します。 TDC1011は、広範なトランスデューサ周波数（31.25kHz～4MHz）およびQ係数で複数の送信パルスおよび周波数、ゲイン、および信号閾値を使用するための構成が行えます。 同様に、受信パスのプログラム可能性により、より広範な距離あるいはタンクサイズ、そしてさまざまな媒体を通して超音波を検出することが可能になります。

異なる動作モードを選択すると、TDC1011は、低消費電力用に最適化が行え、電池駆動の用途向けとして理想的となります。 低ノイズアンプおよびコンパレータが非常に低いジッタを提供し、ピコ秒分解能および精度を可能にします。