MUX36S16/MUX36D08 CMOSマルチプレクサ

Texas InstrumentsのMUX36S16およびMUX36D08（MUX36xxx）は、最新の相補型金属酸化膜半導体（CMOS）高精度アナログマルチプレクサ（mux）です。MUX36S16は、16:1シングルエンドチャンネルを提供する一方で、MUX36D08は差動8:1またはデュアル8:1シングルエンドチャンネルを提供します。MUX36S16およびMUX36D08は、両電源（±5V～±18V）または単一電源（10V～36V）で等しく良好に動作します。また、これらのデバイスは、対称電源（V_DD = 12V、V_SS = -12Vなど）、および非対称電源（V_DD = 12V、V_SS = -5Vなど）で良好に動作します。すべてのデジタル入力は、トランジスタトランジスタロジック（TTL）互換の閾値を有しており、有効な電源電圧範囲で動作する際にTTLとCMOSの両方のロジック互換性を提供します。

MUX36S16およびMUX36D08は、非常に低いオンおよびオフリーク電流を有しているため、これらのマルチプレクサは、誤差を最小限に抑えて、高入力インピーダンス源から信号を切り替えることが可能になります。45µAの低電源電流により、低消費電力が重要なアプリケーションで使用できます。