DRV5012デジタルラッチホール効果センサ

Texas InstrumentsのDRV5012は、VCC範囲1.65V~5.5Vで動作する超低消費電力デジタルラッチホール効果センサです

Texas InstrumentsのDRV5012デジタルラッチホール効果センサの画像Texas InstrumentsのDRV5012は、ピン選択可能なサンプリングレートを備えた、超低消費電力デジタルラッチホール効果センサです。

磁石のS極がパッケージの上端に近づき、BOP閾値を超えると、デバイスは低電圧を駆動します。磁石のN極が近づき、 BRP閾値を交差するまでの間、出力は低電圧に維持され、交差した時点で高電圧に駆動されます。出力を切り替えるには、N極とS極が交互に近づく必要があり、内蔵のヒステリシスによって BOPとBRPが分離されることで、堅固なスイッチングが行われます。

内蔵発振器を使用してDRV5012デバイスは磁界をサンプリングし、SELピンの設定に応じて20Hzまたは2.5 kHzのレートで出力を更新します。このデュアル帯域幅の機能により、システムは最小の消費電力で移動の変化を監視できます。

このデバイスは1.65V~5.5VのVCC範囲で動作し、小型のX2SONパッケージで提供されています。

特長
  • 業界トップクラスの超低消費電力
  • ピン選択可能なサンプリングレート:
    • SEL = 低:20Hz、1.3μA(1.8V)
    • SEL = 高:2.5kHz、142μA(1.8V)
  • 動作VCC範囲:1.65V~5.5V
  • 高磁気感度:±2mT(標準)
  • 堅牢なヒステリシス:4mT(標準)
  • プッシュプルCMOS出力
  • 小型薄型X2SONパッケージ
  • 動作温度範囲:-40°C~+85°C
応用
  • インクリメンタル ロータリエンコーディング:
    • モータ速度
    • 機械的な移動距離
    • 流体計測
    • ノブ回転
    • ホイール速度
  • ブラシレスDCモータセンサ
  • ポータブル医療用デバイス
  • 電子ロック、電子バイク、電動ブラインド
  • 流量計
  • 非接触アクティブ化

DRV5012 Digital-Latch Hall Effect Sensor

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刊行: 2018-01-03