KRLシリーズ 抵抗器

SusumuのKRLシリーズは、低抵抗の電流センシングチップ抵抗器です。KRLのフェイスダウン構造、大きな抵抗素子、および特別に調合された熱伝導性接着剤はすべて、KRLの優れた熱放散能力に寄与します。KLRシリーズの標準熱抵抗率は19°C/Wで、市場の他の製品が提供する値の半分未満です。これにより、他の電流センサと比較して、KRLは同じ電力定格でより小型サイズを提供することができます。この構造はまた、温度サイクルに比類のない許容値を提供し、-45～125°Cの3000温度サイクル後にクラックなしで、はんだ接合部の完全性を維持します。

KRLシリーズは、NASAのNEPP（NASA electronic parts and packaging）プログラムにおいて、業界をリードする部品メーカー（ILPM）として正式にリストアップされ、確立されたCOTS部品として認められています。今回の認定は、先のRGシリーズの認定に続くもので、宇宙グレードのコンポーネントの信頼性向上に貢献した新たなマイルストーンとなります。

ILPMと確立されたCOTS指定は、NASAによるNESC技術評価フェーズIIレポート「Recommendations on Use of Commercial-Off-The-Shelf (COTS) Electrical, Electronic, and Electromechanical (EEE) Parts for NASA Missions」に基づいています。ILPMリストに含まれるメーカーは、大量生産、安定したプロセス、標準的な条件での100%電気テスト、統計的工程管理（SPC）、一貫した歩留まり傾向、強固な信頼性追跡を実証しなければなりません。

KRLシリーズはこれらの厳しい基準を満たし、NASA ILPMと確立されたCOTSパーツリストに正式に掲載されました。この認定は、宇宙飛行用アプリケーションに適した高品質高信頼性のコンポーネントを提供するというコミットメントを強調するものであり、航空宇宙および関連産業での採用の機会をもたらします。