STLINK-V3PWRデバッガ/プログラマ

STMicroelectronicsのSTLINK-V3PWRは、コード実行とSTM32アプリケーションの消費電力をリアルタイムで同期するように設計された、スタンドアロンデバッガプローブとソース測定ユニット（SMU）が一緒になった2-in-1製品です。このツールは、消費電力の最適化に特化したものです（特許出願中）。

特長

• 高分解能と測定の柔軟性を備えた1象限ソース測定ユニット：
  • 1.6V～3.6Vのプログラム可能な電圧源
  • 出力電流定格500mA、550mAの過電流保護（OCP）付き
  • プログラム可能なサンプリングレート（1SPS～100kSPS）
• 動的測定：
  • 電流100nA～550mA/電力160nW～1.65Wの測定が可能
  • 帯域幅50kHz/取得1.6MHz/精度2%
  • EEMBC® ULPMark™テストに対応
• 補助出力電圧源：1.6V～3.6V、最大2A（電流測定なし、2.5AでOCP）
• 組込みアプリケーションのデバッグ：
  • JTAG/シリアルワイヤーデバッグ（SWD）：
    • 最大10MHzのSWDおよびシリアルワイヤビューア（SWV）通信をサポート
    • JTAG通信は最大20MHzまでサポート
  • 仮想COMポート（VCP）上のUARTインターフェース（最大周波数12MHz）
  • マルチパスブリッジUSB～SPI/I²C/CAN/GPIO
  • レベルシフタ内蔵、入出力電圧1.6V～3.6V対応
• プローブの状態を示す4個の2色LED
• STDC14対MIPI10/STDC14/MIPI20フラットケーブル3本、1.27mmピッチコネクタ付き
• ケーブル4本（オス/オス2本、オス/メス2本）
• USB Type-C®コネクタ：
  • USB Type-C給電（最大5V/3A）
  • USB 2.0ハイスピードインターフェース
  • USBを介したプローブファームウェアのアップデート
• STM32CubeMonitor-Powerソフトウェアツールからの直接操作