L6472 dSPINモータドライバ
STMicroelectronicsは、モーションエンジンおよびSPIを備えたdSPIN完全集積化マイクロステッピングモータドライバを提供
STMicroelectronicsのL6472は、2相バイポーラステッピングモータをマイクロステップで駆動するのに適した先進の完全集積化ソリューションです。 L6472は、デュアルの低RDS(on) DMOSフルブリッジと、損失ゼロの電流制御および過電流保護に最適な高精度のオンチップ電流検出回路を備えたすべてのパワースイッチを集積化しています。 新しい電流制御のおかげで、1/16マイクロステップが適応型減衰モードにより達成され、従来方式より性能が優れています。 このデジタル制御コアは、加速度、減速度、速度、あるいは目標位置を備えたユーザー定義のモーションプロファイルを生成し、そして専用のレジスタセットにより容易にプログラムされます。
アナログ値(例えば、電流制御値、電流保護トリップポイント、デッドタイムなど)を設定するために使用されるものも含めて、すべてのアプリケーションコマンドおよびデータレジスタは5Mビット/秒(標準)のSPIを介して送信されます。
豊富な保護機能のセット(熱、低バス電圧、過電流)により、L6472は最も過酷なモータ制御アプリケ-ションに要求されるものとして「万全」です。
- 過電流、過熱および低電圧保護
- 適応型減衰を備えた革新的な予測電流制御、最大1/16マイクロステッピング
- 完全集積型プログラマブルデジタルモーションエンジン
- 8ビット、5MHzのSPIインターフェース
- オンチップ電流検出回路
- 低RDS(on)パワーMOSFET内蔵
- 騒音の多い産業環境でも「万全」
- 円滑で正確な位置決め
- 開発を容易にするためのGUIをベースとした開発システム
- SPIを介して複数モータのデイジーチェーン接続が可能
- 外付けの、高価で、より消費電力の大きいシャント抵抗が不要
- 高集積化により基板スペースを節約




