SM768 USB/ネットワークディスプレイソリューション

Silicon MotionのグラフィックディスプレイSoCは、USB、Ethernet、またはWi-Fiインターフェースを介して4Kの超高精細度で複数のディスプレイを可能にします。対象となるアプリケーションには、USBディスプレイドッキングステーション/アダプタ、USBモニタ、ゼロ/シンクライアント、POS端末、ワイヤレスディスプレイ、デジタルサイネージ、ビデオ会議システムなどがあります。

ディスプレイSoCは、PCIeを介してホストに接続することも、内蔵USB 3.0インターフェースを介してラップトップ/PCに接続することもできます。Silicon Motionのコンテンツ適応技術（CAT™）は、複数の画像およびビデオ処理アルゴリズムを使用して表示データを圧縮し、帯域幅の使用量を最小限に抑えます。同時に、CATは最小限のホストCPU使用率で低遅延で高品質のディスプレイを実現します。

さらに、このディスプレイSoCには、H.264およびMPEG4デコードを高速化するための統合ビデオ処理ユニット（VPU）があります。内蔵のArm® Cortex®-R5プロセッサは、タイミングが重要で高速応答のアプリケーションのリアルタイムオペレーティングシステム（RTOS）実行を可能にします。マルチチップモジュール（MCM）パッケージを介した256MBの内蔵DDR3メモリはオプションで、PCBスペースを節約し、システム全体のコストを削減することができます。