ReSpeaker音声制御評価プラットフォーム
SeeedのReSpeakerプラットフォームは、MT7688 SoCとOpenWRTを利用して、オンライン認識サービスの容易な統合を提供
ReSpeakerは、オンライン認識サービスとオフライン軽量音声認識の両方向けの音声対応拡張機能です。この製品は、ワイヤレス音楽をストリーミングするためのエアプレイ/DLNAをサポートします。LinuxベースのOpenWRTを搭載したMediaTekのMT7688 Wi-Fiモジュールと高性能マイクを搭載したSeeedのオープンソースReSpeakerコアには、Arduino互換のATmega32U4マイクロコントローラも組み込まれています。ReSpeakerは、Microsoft Cognitive Service、Amazon Alexa Voice Service、Google Speech API、Wit.ai、Houndifyなどの強力なオンライン認識サービスを使用して音声に応答し、音声を認識します。 また、オンボードのSDカードスロットを使用してストレージを拡張し、PocketSphinxの軽量音声認識エンジンを統合したReSpeakerは、オフライン時にキーワードスポッティングにも適しています。
あらゆる経験レベルのユーザーをサポートするために、SeeedはReSpeakerシステムとのさまざまな開発方法を提供しています。段階的なチュートリアル、プロジェクトレシピ、ユーザーがプロジェクトを共有できるダウンロード可能なプラグイン、そしてC/C++とPython APIをサポートする詳細な開発者用SDKがあります。ReSpeakerは、音楽ストリーミング、ファイルマネージャ、プラグイン、カスタマイズされた設定など、さまざまな豊富な機能を備えたアプリケーションにアクセス可能で、わずか数分で誰もが設定できる、使いやすいウェブベースのアプリも提供します。
SeeedはReSpeakerをWio(Wireless Input/Output)ファミリと互換性のあるものにして、ユーザーがWioで構築されたIoTデバイスに音声対話を追加できるようにしました。ウェブアプリを使用してReSpeakerをWio Link、Wio Node、またはWio Coreにペアリングするだけで、プロジェクトに音声コントロールを追加できます。Wioは、プラグアンドプレイGroveモジュールをモバイルアプリを使用してRESTful APIに仮想化することで、IoTアプリケーションを作成するESP8266ベースのオープンソースWi-Fi開発システムです。